最終爺のとこを読んでて思ったんだけれども、とりとめのない雑記を書く。それがどうしたとか、話がつまらんとかいう罵倒は甘んじて受ける。

 帰着点としての軍隊(自衛隊)に対する文民統制ってのは、題目としては大変真っ当で当然のように感じていたのだのだが、良く考えるとそれっていうのはどこまでどういう統制が可能なのだろうかということについてはあんま良く分かってないことに気づいた。

 歴史的に正しいの正しくないのというのはbewaad氏のとこ参照。

実際の理由はさておき、その歴史の不勉強さだけでも更迭に値した田母神前航空幕僚長
http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20081102/p1
 ただ問題は、最終爺の指摘する「歴史の不勉強で更迭されてはたまりませんよ」ってのは、言われてみればそうかもしれないと改めて思った。

■朝日社説 空幕長更迭―ぞっとする自衛官の暴走 : asahi.com(朝日新聞社):社説
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20081102/1225582423

 もちろん、望ましいかそうでないかという問題でいうならば、大石せんせのとこで言い尽くされていたので議論の余地はあんまりなさそう。それは、そうなのだろう。

将官の資質に非ず
http://eiji.txt-nifty.com/diary/2008/11/post-f5e9.html

 が、軍隊に限らず「資質に非ず」の話はたくさんあって、その意味では自制&自省せいということもな。「ああ、このタイミングでそれを言うなよ、それもお前の立場でよ」と思うことも、たぶん第三者が私に対して抱いてることもあるんだろうなあ的なもんとか。

 一番痛いのは、これを世間様相手に投げてみて、その反応次第でいろいろとその後のシナリオについて調整するというような、観測気球ですらなさそうなんだよなあということ。最終爺の考える意味でしか、もはや意味を考える価値すらない、みたいな。