貴州抗議事件:少女強姦説を否定する当局、「レイプではなく、腕立て伏せだ」
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/07/html/d79739.html


 レイプが腕立て伏せだったという話。誰が信じるんだそんなもの。じゃああれの抗議デモは暴動ではなくマラソンだったと発表すればいいのではないか。と思ったら、同じ見解は山ほど出ていた。
"暴動発展の中国・少女レイプ殺人" 実はレイプではなく腕立て伏せだったことが判明
http://blog.livedoor.jp/news2chplus/archives/51222863.html


 ソースが大紀元だからちょっと割り引かないて考えないとなあと思ったら、金融機関向けの外信電にも英字で同じようなニュースが流れていたのでガチなのだろう。


 前にチベットで大暴動が起きて、何百人だか殺されたとき、なぜか中国では「チベットで道路に寝るのがブーム」みたいな記事が流れてきて唖然としたことがある。ブームじゃねえよ。殺されてるんだよ。航空衛星写真で大量の人が倒れている模様を察知されたあとのリカバリーとして中国様が考える幼稚園児並みの大本営発表は読む者に文学的素養を深く感じさせるものがある。というか、論理的思考のテストを知恵遅れに実施するような内容なのだから、誰か止めてやれと思う。


チベットで道路に寝るのがブーム
http://news.ameba.jp/internews/2008/03/12120.html


 でもアウトプットがいくら知能指数低そうでも、為政の面から言えば事実そのものを公式に認められないのだから立場上強弁しなければならないというのは理解はできる。問題は、中国当局が「こういう言い訳でもとりあえずしておこう」というのを海外の空気の読めない連中が人権問題として騒ぐかどうかというところだな。我が国の人権屋や市民団体はピクリとも動かないのではないかと思うが。どうだろ。