この前、発狂小町を読みに逝ったら、一週間後に閉鎖とか言ってて、そのまま忙しくなったので放置してて、さっき見物に逝ったらやっぱり閉鎖していた。


 とりあえず、はてなの奴にリンクしとくけど。


発狂小町跡地
http://d.hatena.ne.jp/komachimania/20080531/p2
はてなブックマーク
http://b.hatena.ne.jp/t/%E7%99%BA%E7%8B%82%E5%B0%8F%E7%94%BA
 発言小町に特化して展開していたため、読売新聞としてもクレームを入れやすかったのだろうと思うが、仮にこれが「発狂近藤」ではてな近藤氏の面白発言とそれに対するはてな民のマジレスをまとめたサイトだったら閉鎖したろうか? とか、もっとゲリラ的にゴミエントリーを取り上げヲチするコンセプトであったら読売新聞は問題視したろうか? などと思ってしまう。


告知 - 発狂小町
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/komachimania/20080530/p4


 閉鎖した時点での告知エントリーへのはてなでの反響を見るに、まあ微妙な感じである。圧倒的なのは読売新聞の「発言小町は面白いけど掲示板としてのデザインがクソで、面白くても読みづらくて発狂小町のまとめサイトは読みやすかった」という反響だ。たしかに、発言小町はなんかダラッとしたコミュニティページになっていて、それに影響されたように参加者もぐてっとしたグダグダ感のある書き込みもまた多い。そこがいいのだ、と思って毎日訪れて書き込みしている人は、そういうハードルを乗り越えた人たちばかりであろうから、それ相応に変人が集まり、質問内容も回答も全体的に異様になるという優れたコンテンツなのだ。


 閉鎖を求めた読売新聞側の対応は「寛容」ではないが「妥当」ではあるので文句は言えないだろう。あれだけ堂々とダイジェストとして引用、編集されてしまっては、法務部とかが「お前ら仕事をしているのか」と言われてしまいかねないのだから。いろいろ陰謀論があったようだけど、外側からは別に読売新聞は何も考えていない気がする。「うちのコンテンツが無断引用されている! 出動!!」みたいなノリなんじゃなかろうか。


 あれから二週間ほど経過して、それなりに人気を博していたサイトが閉鎖されたというのにネットでは発言小町について論ずる人も減ってしまった。情報の流れが速いというのはこういうときに一抹の寂しさを覚える。また新しいの立てればいいだろ的な使い捨て感覚よりも、発狂小町の存在と消滅が投げかけた意義みたいなのを遺志として引き継ぐ勇者の出現を待たねばならんのだろうか。リサイクルっつーか。