まあ、現象が起こってからでないと報道できないという側面はあるので微妙なとこではあるが。


その1:NHKの場合


via 爺 クロ現 最新報告 中国経済に異変あり、見たよ
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20080513/1210641509


 うにゃうにゃしているのは事象の解釈を放送の中で説明し切ろうとして失敗したのかなと思うが、回りくどく国内認識を中国ハードラへ持っていこう、分かる人は分かってね、分からない人は貧民だし無学だしお疲れ様でしたという線引きかとも感じる。柯隆氏はまともな人。


その2:週刊AERAの場合


 最近朝日新聞本紙でも微妙な言論修正が行われ始めているが、AERAでは中吊りでも対中警戒の地ならし的記事が出てて、相変わらず脊髄反射的。基礎部数は働き疲れ30代女性向け記事でがっちりキープしておいて都市圏国民に対する論点提示は中吊りでしっかり実施という分かりやすさと潔さが特徴。そのまま彼方に逝ってしまった点対称雑誌のSAPIOとは逆の柔軟路線というのは大変興味深い。