確かに概ねこんな感じかと思われる内容なのでピックアップ。


http://www.data-max.co.jp/2008/02/post_593.html
 堀江氏や村上氏などのネタと、今回の旧ICF(現オーベン)や梁山泊、さらにはその向こう側にある暴力団気味な組織への還流の内容が追ってあるので、大変よろしいかと。


 ネタの振り出しはビーマップ。ドリテク方面とは別街道で入りましたという内容。ここで梁山泊の豊臣氏と、川上氏がパクられた話からスタート。


 井筒大輔氏の株式売却で、旧バリュークリエーションの天井次夫氏の名前が出ていますね。通常であれば、旧バリュ社を買い取ったHSの澤田氏の話に逝くかなと思いきや記事では触れられておらず、一直線に野口氏の話に。香港の話はナシ。


 その後、翼システムっつーかカーコンビニがICF株を井筒氏からお買い上げ。村上氏が天井氏から直接翼の流れになってるけど、中井川氏とかはどうなったのだろう。謎だ。「翼システムは2001年12月、井筒氏、光通信、サイバーエージェント、有線ブロードネットワーク、ニッシンからアイ社の株式を買い取り、42.9%の筆頭株主になった」経緯はそうなのだろう。問題なのは、光通信はともかく、CAやUSENらと共にニッシンと嵜岡邦彦氏や道川研一氏の名前が具体的に出たこと。一頃出回った魑魅魍魎リストとバッチリ一致するので非常に気になる。


 本件旧ICFの井筒氏保有株のデリバリーで村上氏が一桁億の収益を(キャッシュで)上げたというのはポイントかなあ。あまりにも儲かるので、その手の鉄板事業をやりたがった時期と一致するだろうから。


 記事は翼傘下のオートバイテル買収による裏口上場の話に繋げている。「刑事被告人がオーナーという理由で、上場できない翼システムにとって」というのは微妙で、刑事訴追受ける身でなくとも別の理由で上場できないんじゃなかったろうか。


 そこから先はライブドアの話に。WC.comねえ。「投資事業組合をダミーに使うことで、ライブドアは現金を支出せず、しかも、ライブドアが儲かる仕組みを考えたからだ」ほうほう。某ヒルズ黙示録の内容と真っ向から食い違うわけですな。死んだ野口英昭氏の下りがこの辺に。関係ないけど、きっこの日記関係者の某大和が情報を得たのはこのルートからだろうと邪推。


 「ライブドアは自分のカネで自社株を買って、それを売って売上高や利益を増やしていたのである」というあたりは、榎本大輔氏が「腕」と称してやってた事案だろうし、問題となった大阪第一企画のように一桁億のささやかな事案で大騒ぎするほどウブな連中でもなかろう。その後の件は、昔拾った資料では林類氏の署名があったようだが詳細は知らんな。中古車の話は続編のほうかねえ。また周辺の連中が糞コメント書いてくるんだろうなあ、知らんけど。


 この記事の書き方だと、たぶん澤田氏は出てこないのだろう。本線がそっちではないとかか。でも翼だ何だという話になると汐留のことだって語らねばならない人が出てくるだろう。困ったもんだ。