私事ながら、禁煙してからおよそ一周年である。長かった。実に長かった。27歳から28歳にかけて禁煙していた一年間に続いて、喫煙開始後禁煙が一年以上続いたのは人生二度目。もう吸わん。絶対吸わんぞ。インフルエンザみたいなのに罹って四日ぐらい煙草を吸わなかったのが禁煙のきっかけであって、インフルエンザよありがとうと声を大にして言いたい。


 『禁煙セラピー』読みながら日に二箱半も煙草吸ってた私が居酒屋やゲーセンの煙草臭さにめまいを覚えるようになるなど自分でも予想し得なかった。歩き煙草の後ろでも逝こうものなら殺意も覚える。猫猫先生の”禁煙ファシズムと戦う”だかを立ち読みして、でも私はもう禁煙してるんだよねという心理的な線引きも心に新たにするもんだ。禁煙マラソンとかも興味を惹いたけど、何かする前に禁煙してしまった。


 それにしても、煙草をやめていまなお、夢の中で煙草を吸ってしまう。罪悪感で目が覚めるというのはフラッシュバックという奴だろうか。いや、当エントリーをいまこの時間に書いてる理由も煙草を吸った夢を見て起きたから書いてるわけだが。


 前回は禁煙一年続いてから故・某氏に喫茶店で煙草を奨められてついうっかり口にしてしまい、激しくリバウンドしたのを強く反省し、二度と絶対に煙草を口にしないよう頑張ろうと思う。また、受動禁煙の機会も減らして逝きたい… が、私の出入りするとこってたいてい分煙してないんだよね。困ったものよ。