たぶん、微妙な人気回復策の一環だろうと思われる眞鍋かをり女史の熱愛報道であるが、ここぞとばかりに本人がブログで激しく反応していたのでピックアップ。テレビを観ない私としては、この人をニキビの宣伝、それも泣けるほど修正してある画像が利用されたバナーをmixiやシティボードでウザいぐらいに見かける程度で、人気回復、話題作りといってもいま何の仕事をしているのか良く知らないのである。


http://manabekawori.cocolog-nifty.com/
http://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_ec81.html


 たぶん実物はコレだ。現実というものは常に夢見がちな人々に厳しい。甘酸っぱいというよりスッパ過ぎである。


http://manabekawori.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/070505_005629.jpg


 自宅前に報道陣が来たらしい。うちの自宅前も松岡大臣自殺のときに通れないぐらい来たぜ。元ネタでは半同棲ってことのようである。本人たちが幸せならそれでいいんじゃないでしょうか。


http://www.sponichi.co.jp/osaka/ente/200706/11/ente206750.html


 ほかにもいろんな記事が出ていたけど、肝心のネットで本件を取り上げているエントリーが少なくて、なんか無風な感じ。ブログの女王なんだから、気合入った人が怒りのコメントでもどっかに寄せてるかと思いきや、驚くほどなんもなし。トラックバック読んでても「お幸せに」とかゆるい熱量の記事ばっかり。どうなの。総じて「へー」って具合の内容で、読んでしまった当方が困惑する。


 一方、同様に熱愛報道されていたあびる優はネット上では完全に放置されている。未来検索で見ても悲しくなるぐらい扱いが違う。「人間の商品価値」という言葉がしっくりくるほどの差を歴然と感じ、それでいてそれ以上の有意義な何かをまったく感じ取れない諸般の事情に驚きを禁じえない。まあ、これで「眞鍋かをりがヒルズ族と結婚」とか別のベクトルになったら全然違う反応になったんだろうが。


 問題は、どう決着するのかではなく、いつまで引っ張れるかである。いまでさえ「ふーん」という状況だと、結論が「結婚しました」だと終了だし、逆に「破局しました」だと腐れ芸能人乙とかいう反応に陥りかねない。このあたりのさじ加減は大変微妙なものがある。きっと次の話題づくりが大変だ。どうするのだろう。コーエーと組んで「眞鍋かをり無双」とかリリースするのだろうか。


 やはり、人間にまつわるニュースはブツ切りの断片で判断せず、時間軸を弁えた「流れ」で考えていきたい。それこそ、ヤクルト青木と磯山さやかの問題も同列である。こちらのブログではコメント欄がオープンになっているが、話題もろくに振られず熱愛報道自体がなかったかの勢いで無視されている。特に語るべきものもないのでリンクも貼らない私の姿勢をもって評価されたい。


 そうなってくると、庄司さんと元モー娘の藤本美貴の熱愛にすべて話題を持っていかれたというのが真相なのだろうか。カップルの格という意味ではやむを得ない気もするが。「まあ、本人が幸せならいいんじゃね」という本来の興味本位以上のものに何一つならないのが芸能ニュースのイタいところである。


 これ以上言いたいこともないので、本件はこれで終わり。