なんでも評点読んでたら、以下のような記事が。


ペッパーランチ事件第一報以来メディアが沈黙を保っていることに理解を示してみる
http://rate.livedoor.biz/archives/50381610.html
心斎橋ステーキチェーン店拉致事件現場の立地条件と現在の様子
http://rate.livedoor.biz/archives/50381089.html


 報じられない事情があるのではなくて、特に、ペッパーランチ(ペッパーフードサービス、記事中では一部上場となっているが、マザーズ上場っス)について言うなら共犯した二名や協力していたとされるグループがまだ捜査中で、ややこしいという以上の事実関係は特にないんじゃないでしょうかね。


 むしろ、本当に事件性があるという話で逝くと、過日、アーティストハウス・ホールディングス監査役の和田位氏が自宅前で暴力団関係者に殴打された事件なんかは新聞記事にすらなっていないわけです。それこそ、ネットバブル崩壊のきっかけとなったリキッド・オーディオのときに散々語られた経理マンの暴行なんてレベルじゃなく、ほぼ殺人未遂です。指図した人物や実行した暴力団はどうも特定されたようで捕まりそうなんですけど、いわゆる報じる対象の一般性と事件への関与の濃淡で続報はされ得ないことも多いのではないかと。


 おそらく”君子危うきに近寄らず”という論法で逝くと、今回のペッパーランチ関連のレイプ事件などよりもっと危ない案件がアホほどあって、それらの何割かは報じられず、さらにその何割かは解決もしていないということなんだろうと。だからこそ、性犯罪に限らず未逮捕被疑者の重犯が起き得るわけだし、この手の事件の「プロ化」で商売として成立してしまうわけでしょう。でも、2ちゃんねるで語られる程度の闇の勢力なんて、そもそもネットで書くような奴に情報を漏らしているぐらいのレベルの連中、ってことかと思うのです。耐震偽装で思い知ったでしょうし(笑)。


 たぶん、これについては週刊誌が公的機関からの情報を下敷きに何か書くんじゃないですかね。それで当面は終わりでしょう。言い方は悪いけど、いままでもそうだったし…。この社会の構造って、意外とそんなもんなんじゃないでしょうかねえ。