刑務所の中に入りました。
悪い事はしてません。
団体の中の一人として行きました。
最初に、携帯電話や、カメラ、財布、喫煙器具などをロッカーに入れ
一人一人の名前の入ったGPSを渡されました。
飛行機に乗る前にやるようなチェック、
荷物は赤外線、人間は金属探知機。
暗証番号と、職員の指紋認証で開く扉。
入り口と出口、どちらかが開いていると片方は開かない。
長い廊下には、黒い線があった。
何かと思えば、
単音のクラシック(タイトルは知らないが、よく耳にする)の楽しそうな曲を流しながら、
機械が食事を運んでいた!
黒い線は磁気かなんか入っている機械の通り道だった。
わぁー!
なんじゃこりゃ⁈
めっちゃ無機質!こわっ!
長い廊下から見えるロの字の建物の中にある運動場、格子のついた窓。
長い廊下を終え、幾つかの扉を経て目的の場所へ。
刑務所に入っている人達は、一喜一憂できず、感情を表に出す事を禁じられたように規律正しく。
では、お礼を言いましょう!
って、言うような合図によって動かされていた。
洗脳された奴隷のような人間を見た。
一人一人話をした訳ではないから、表面の話なのだが。
犯した罪は償うべきだと思うけど、感情を奪うことは違うと思う。
職員の方も、仕事と割り切っているのだろうけど
無機質だった。
むしろ、無機質でいないと出来ないんだろうと思う。
感情を入れてしまうと仕事(お金を稼ぐこと)として成り立たないんだろうな。
人間らしさとは…
なんなんだろうな~。
改めて考えることが出来ました。