
~二千年の伊勢物語~
式年遷宮に込められたメッセージ
今年10月 伊勢神宮は62度目の「式年遷宮」を終えた
神々の鎮座する社殿から膨大な数の調度品まで
伊勢神宮の全てを造り替える20年に1度の祭典「式年遷宮」
世界にも類を見ない壮大な営みを
私たち日本人は1300年前からずっと続けてきた
この番組では 女優・ミムラをナビゲーターに迎え
式年遷宮に関わる人びとを取材しながら
私たち日本人が長い時間をかけて受け継いできた
「技術」「知恵」「想い」に迫る
今回 伊勢神宮を訪れたのは 女優・ミムラ
はじめに 遷宮を終え生まれ変わったばかりの
夜明け前の内宮を訪れる
案内は インド人のクリエイティブディレクター マンジョット・ベディさん
彼は 今回の式年遷宮のPR映像を作成した人物
外国人がこの祭事に関わるのは極めて異例なこと


静謐な境内で耳を澄ますと そこには様々な音色が溢れていた
五十鈴川のせせらぎ 木々のざわめき
そして 冬の朝だけに聞くことができる 御正宮の御扉の開く音… 


1300年前から 20年に一度の周期で継承されてきた式年遷宮
では この「20年に一度」には どんな意味が隠されているのか?
その答えを求め 番組では 式年遷宮に携わる多くの人々を追いかける
1576点にも及ぶ膨大な御装束・御神宝の指示書を
6年もの歳月をかけて書き上げる神宝技師や
神職たちが履く浅沓(あさぐ)製作する伊勢唯一の浅沓師
また 社殿の御用材を供給する森林の「再生200年計画」を
遂行する伊勢神宮の造林部の技師たち
御用材を社殿へと運びこむ「御白石持行事」と呼ばれる
お祭りに携わる地元の人びと…
先人たちから継承し そしてまた次の世代へと伝えていく
その営みのなかに 式年遷宮という祭典の本質が隠されていた



また もうひとつ
伊勢神宮を語る上で欠かせない要素が「食」にある
365日 朝夕必ず神様にお供えする「御饌」
ここでははるか昔から 米 野菜 塩 水など
神様に捧げられる農作物は
全て自給自足で生産してきました
その姿からは 伊勢神宮の神事が「食」という
生きていくうえで最も基本的なことを
時空を超えて継承していく
そんな意味を持っていることを感じさせる


式年遷宮の翌年は「おかげ年」と呼ばれ
いつも以上に神様の恩恵にあずかれると言われている
2013年の年の瀬に もう一度立ち止まって
古より20年に1度というサイクルにのせて
伊勢の人々が伝えて来た“メッセージ” を
解き明かす旅へと出かける…

ケータイの方 ごめんなさい 適正化していません