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當 麻 寺 たいまでら
聖衆来迎練供養会式
(しょう じゅう らい ごう ねり く よう えしき)
當麻寺で本尊 曼荼羅を織り上げたとされる中将姫をしのび
菩薩に扮した人たちが境内を練り歩く「練供養」が行われた
一夜で当麻曼荼羅を織り上げ 極楽浄土に旅立った中将姫の伝説を再現
平安時代から1009回続く伝統行事「練供養会式」が 当麻寺で営まれた
本尊 曼荼羅(国宝)を織り上げた中将姫の命日(5月14日)に毎年行われる
伝説によると 中将姫は奈良時代の貴族 藤原豊成の娘
当麻寺に出家し 蓮糸で当麻曼荼羅を織り上げた
境内には長さ100mほどの橋が特別に設けられ
面や装束を身につけて菩薩に扮した人たちが
本堂の曼荼羅堂を極楽浄土に
東側の娑婆(しゃば)堂を現世に見たて
その間に架けた橋の上を ゆっくりと
金色の面を付けた華やかな衣装の菩薩などが練り歩いた
国宝「綴織當麻曼荼羅(つづれおりたいままんだら)」を
一夜で織り上げたと伝わる中将姫の命日に合わせて営まれ
姫が菩薩の導きで生きたまま極楽浄土で往生したという言い伝えを再現
現世と極楽浄土を結ぶ橋を 観音菩薩などの面をつけた一行が練り歩く
姫を極楽浄土に導く厳かな伝統行事を
約1万人の参拝者は 手をあわせたり 写真を撮ったりし
荘厳な儀式を見守り 魅了された
( 地元の女性 70 )
「毎年来ているが 厳かで 素晴らしい」
( 大和郡山市 女性 )
「夕日が娑婆堂を出る菩薩に当たって輝く様子が綺麗 感動した」
( 柏原市の主婦 65 )
「菩薩の面が輝いて本当にキレイ」