ケータイの方 ごめんなさい 適正化していません


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得淨明院の山門
右 華頂女子校 左 華頂大学の間を進む

信州善光寺別院 得淨明院(とくじょうみょういん)

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表 門

無宗派 本覚山 得 淨 明 院
知恩院の隣に 信州善光寺大本願 京都別院の尼寺として創建

本尊:一光三尊阿弥陀如来

開山:信州善光寺 大本願第百十七世 誓圓尼
(せいえんに 伏見宮邦家新皇第三王女)

通称:花の寺  尼寺三十六所巡礼第10番  宮家ともゆかりが深い

関西の人々が信州善光寺にお参りするのが大変難しく 関西の近くで
善光寺如来の御縁を結んで頂きたいという誓圓尼公の発願により建立

通常非公開だが 菖蒲(あやめ)の名所で
アヤメ類の中で一番早く咲く「一初(いちはつ)」が約200本
その他約1100本が咲き誇る
一初の花期に合わせて 特別公開される

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本 堂
規模は小さいながらも 本山信州善光寺と同じような造り
徳川家とゆかりが深い 葵の御紋

一光三尊阿弥陀如来の分身を本尊として安置されている
本堂の下には 真闇な戒壇がある

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御本尊
(中央):阿弥陀如来  (左脇待):勢至菩薩  (右脇待):観音菩薩
三体の仏様が 一つの光の輪の中に居られるという事から
[一光三尊阿弥陀如来] (いっこうさんぞん あみだにょらい)
善光寺特有の御本尊なので 「善光寺如来」とも呼ばれる

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戒壇廻り(お戒壇巡り)
一光三尊阿弥陀如来の分身を 本尊仏として安置してある台座
「戒壇廻り」では阿弥陀如来の安置される檀下の真っ暗闇を
右手を腰のあたりにそえて 建物に触れながら歩き一周する
闇の中で阿弥陀如来につなぐに触れる
鍵をつかんで ご本尊と縁が結ばれ現当両益・滅罪生善の功徳を得る

階段を下りて最初の角を曲がると そこからは真っ暗の闇の中
3/4周ほどで の位置に到着する
真実至誠の心を捧げ戒壇を巡れば功徳を得ることができるといわれるが
暗闇の世界はやはり怖い

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本堂から見た境内

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一初」が咲き誇る境内
境内に多種多様のアヤメが約1300本ほど育成されている
あやめ科の一種[一初]が境内に約200本ほど育成
4月下旬頃から アヤメの中で一番早く咲き出すのが名前の由来
葉っぱの横幅が広く 花のところから 白いとさか状が出ている
葉っぱの先端はとがっている
火災や台風などから家を守る厄除けの花として
昔は 茅葺屋根の頂上部分に植えられていた

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白天龍王社
祭神:白天龍王・白女大明神
本院の鎮護を司る白天龍王が祀られた社
芸事の神として崇められている

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得浄明院・戒壇めぐりと一初観賞会
2011年4月29日~5月13日

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知恩院古門