多 禰 寺
( た ね じ )
真言宗東寺派 医王山 多 禰 寺
七仏薬師の伝説をもつ郡内最古の寺院、
日本第三位とされる巨大な仁王像を持つ。
飛鳥時代(6世紀)聖徳太子の異母弟 麻呂子親王が開基
丹後の住民を苦しめた鬼賊(与謝郡三上ケ岳に住む
英胡・軽足・土熊の三鬼)を退治するに当たり、
誅伐は容易でなく、出発に当たり
仏陀神明の妙力を得る為に 七仏薬師を修めた。
丹波丹後地方に三大豪族が大和朝廷に反乱を起こした
悪病の流行もあり、鬼賊退治と療養に薬師瑠璃光如来を安置し、
施薬救済を施す。
本尊 瑠璃光如来 「七仏薬師の寺」
平安、鎌倉時代以降の多数の文化財が、大切に保護されている。
七仏薬師の霊験の中でも「目と耳を癒す仏」として根強い信仰
本堂の薬師如来 日光 月光両菩薩 普賢菩薩 不動明王 毘沙門天等の諸像
仁王の里
東大寺南門の仁王 約8m高 京都清水寺 3.65m、第二位、
多禰寺 3.55 と 3.58m (清水寺にわずか10cm低いだけ)
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