多  禰  寺
( た  ね  じ ) 多禰寺1
真言宗東寺派  医王山  多 禰 寺
七仏薬師の伝説をもつ郡内最古の寺院、
日本第三位とされる巨大な仁王像を持つ。

 多禰寺2

飛鳥時代(6世紀)聖徳太子の異母弟 麻呂子親王が開基
丹後の住民を苦しめた鬼賊(与謝郡三上ケ岳に住む
英胡・軽足・土熊の三鬼)を退治するに当たり、
誅伐は容易でなく、出発に当たり
仏陀神明の妙力を得る為に 七仏薬師を修めた。

 多禰寺3

丹波丹後地方に三大豪族が大和朝廷に反乱を起こした
悪病の流行もあり、鬼賊退治と療養に薬師瑠璃光如来を安置し、
施薬救済を施す。

 多禰寺4

本尊 瑠璃光如来  「七仏薬師の寺」

 多禰寺5

平安、鎌倉時代以降の多数の文化財が、大切に保護されている。

七仏薬師の霊験の中でも「目と耳を癒す仏」として根強い信仰

本堂の薬師如来 日光 月光両菩薩 普賢菩薩 不動明王 毘沙門天等の諸像

 多禰寺6

仁王の里
東大寺南門の仁王 約8m高  京都清水寺 3.65m、第二位、
多禰寺 3.55 と 3.58m (清水寺にわずか10cm低いだけ)

 多禰寺7 多禰寺8



 2009 05 10




 多禰寺9








.