南 法 華 寺
( みなみ ほっ け じ  )

 壺阪寺1
西国三十三カ所第六番札所   正式名は 壷 阪 山 南 法 華 寺

高取山の中腹に 堂々たる伽藍を構える。

盲目の夫・沢市と夫の開眼を祈る妻・お里の夫婦愛をテーマにした説話、
人形浄瑠璃、歌舞伎の「壺坂霊験記」の舞台として有名。

 壺阪寺2

大宝3年(703)元興寺の僧・弁基上人の開基
弁基上人が壷坂山の霊峰に心ひかれて修行中、秘蔵の水晶の壺の中に観音さまの姿を感得。
この壺を坂の上に祀り、感得した観音の姿を彫って本尊としたのが始まり、壺阪の名の由来。
 壺阪寺3

 壺阪寺5
本尊・十一面千手観音菩薩像が 元正、桓武、一条天皇の眼病を治したと言う由緒から、眼病に霊験があらたかなお寺として広く信仰を集め、お里・沢市の物語も生まれた。

 壺阪寺4

平安時代には大伽藍を擁し全盛を極めていたが、火災で堂塔を焼失、
現在は室町時代から江戸時代にかけて再建された本堂の八角堂、礼堂、三重塔(いずれも国・重文)や阿弥陀堂、因幡堂などがある。

 壺阪寺7

境内に立つ高さ20m、世界最大の観音石像はインドでのハンセン病救済の社会奉仕事業のお礼として、インド政府から贈られたもの、日印の友愛の礎。
釈迦の生涯を描いた石造大仏伝図、大涅槃石像、天竺渡来大石堂などの石造物もある。

 壺阪寺6

インドから渡来した「大釈迦如来石像」、
台座を含め高さが15mの通称「壺阪大仏」平成19年11月開眼

 壺阪寺10

目の不自由な人たちの福祉にも力を入れている。
香・聴・触の3つの感覚で自然を愛し楽しむ施設「匂いの花園」は、約2300㎡の庭に約100種の四季の花が植えられ、点字で花の名を表示。
このような花園は壺阪寺とニューヨークのブルックリン植物園だけ。
盲老人福祉施設「慈母園」は、昭和36(1961)年には日本初 目の不自由な人の老人ホーム。 ほかに特別養護盲老人福祉施設や重度精神薄弱者厚生施設などを運営している。

 壺阪寺8



 2009 04 10



 壺阪寺9








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