16時間断食とオートファジー
皆さんは朝ごはんを食べますか?
私は一日2食なので、朝早くからご飯は食べないのですが、日本人の71%は朝ごはんを毎日きちんと食べているようです。
20代の59%が朝ごはんを毎日食べ、70代になると74%が毎日朝ごはんを食べているそうです。
年齢が上がるにつれ、朝ごはんをきちんととる人が増えていってます。
子供の頃から朝ごはんは食べないとダメよ、と教えられ、朝ごはんは食べた方が良い、というのが当たり前のようになっています。
でも朝ごはんって本当に食べる必要があるのでしょうか?
結論から言うと、朝ごはんは食べなくても大丈夫、という事らしいです。
日本で「1日3食」が広まったのは江戸時代以降で、それまでは「1日2食」が一般的だったようです。
京都大学医学部付属病院の『糖尿病教室』の公式サイトによると、好きなものを好きなだけ食べられるようになったここ40年の間に、糖尿病患者が50倍に増えたという事です。
1日3食という思い込みから、現代人は食べすぎの状態が当たり前になっているんです。
それが脂肪増加や生活習慣病につながっている可能性があります。
16時間断食のメリット
私は朝早くごはんをしっかりと食べると、朝から眠くなったり、気持ち悪くなったりする事があります。
でも、朝ごはんを食べないと午前中の集中力が増し調子良くなったりします。
では、どうして朝ごはんをとらないと調子が良くなるのでしょうか?
1.オートファジー
2016年に東京工業大学の大隅良典栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞したのが、細胞を内側から新しく作り替えるオートファジーの研究でした。
オートファジーは常にゆるやかに働いていますが、体が飢餓状態になると活発化するとされています。
その目安が、最後にものを食べてから16時間後なのです。
体が飢餓状態になるとオートファジーが働き、古くなった細胞が生まれ変わります。
この仕組みによって、病気の予防、不眠などの不調改善、若さの維持などの効果が期待できます。
2.内臓を休ませる事が出来る
人間の体のサイクルでは、朝は「排泄」の時間で、その時間帯に食事をとると、体に負担になってしまうのです。
排泄をしたいのに食物が入ってくると、その処理に追われて体の中が忙しくなり、排泄に集中出来なくなるのです。
朝起きてすぐの状態は、なんだか頭がぼーっとして良く働きませんし、体もうまく動きませんよね。
実は体の中の胃腸も同じなのです。
まだきちんと機能していない所に食物が入ってくると、胃腸にとって負担なのです。
これって、寝起きでフルマラソンするようなものなのです。
一日3食食べる人や、アルコールを飲む人は、内臓が常にフル稼働している為、内臓は疲れています。
疲れた内臓は、機能の低下が起こりきちんと消化できなくなります。
すると栄養不足が起こり、自律神経が乱れてしまったりします。
3.若返り効果
若返り遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子が活性化され、肌のシミやしわなども改善します。
この遺伝子は細胞の中にあり、糖を分解するインスリンが分泌されていない時に分泌されます。
つまり、空腹状態に活性化するのです。
サーチュイン遺伝子の活性化の為には、毎日の食事を腹7分目に抑える事も大切です。
16時間断食といっても、その間何もとらない方が良いという訳ではありません。
寝ている間にも汗をかき水分を失っていますので、水分は十分にとるようにしましょう。
空腹に耐えられない時は、ナッツ類、無糖ヨーグルト、生野菜等血糖値を上げないもので、200kcalまでであれば断食時間中に食べても大丈夫です。
でも、朝ごはんは食べてはいけない、と言っている訳ではありません。
おなかがすいていたり、エネルギーが必要な時など、体が必要としている時はどうぞ召し上がってください。
でも、朝からがっつり食べるのは避けた方がいいですよ。
朝に食べるのなら、生の果物がおすすめです。
果物には食物酵素が含まれていて、消化を助けてくれます。