マイナンバー、オーストラリアではタックスファイルナンバー | らりあー日記

マイナンバー、オーストラリアではタックスファイルナンバー

オーストラリアに移住してきた時、タックスファイルナンバーを取得しろ、と言われました。

これは、オーストラリアに住む目的が経済活動であれば持っていなくてはならないとされるものです。

このタックスファイルナンバー(TFN)で税金関係を管理します。

 

仕事をする時はこのTFNを雇用主に申告します。

雇用主は税金管理にTFNを用います。

 

銀行口座を開く時にもTFNを知らせます。

銀行側はTFNで税金を管理します。

 

個人で入る医療保険も保険会社にたぶんTFNを知らせているはずです。

なぜなら、タックスリターン(確定申告みたいなもの)の情報としてすでに保険料支払い金額が自動フィードされているから。

医療保険に入っているとメディケア(健康保険)の税率に影響が出ます。詳しいことは複雑なので割愛。

 

TFNで管理している情報は他に養育費の管理などにも用いられます。

会社に雇用されている人はTFNを雇用主に申請、養育費の支払いはお給料から天引きです。

逃げ道はあるのでしょうが、システムとしては養育費の支払いから逃げられないようになってます。

 

TFNはその名の通り、税金まわりの情報紐づけに用いられています。

それでいいんでは?

 

日本のマイナンバーはなんで健康保険証だとか運転免許証と結びつけるのかな?

そもそも、税金をちゃんと徴収したくて個人IDを導入したのでは?

税金徴収に使いまーすと本当の目的を言うと反発されると思ったのかしら?

だからって、健康保険証だとか運転免許証と結びつけるのは何の目的があるんだろう???

 

すでにTFNによって税金を一括管理しているオーストラリアの事情を言うと、運転免許証は別IDで動いているし、健康保険証も別IDです。TFNとは無関係です。

 

何がしたいかわからないというか、本当にしたいこと(税金の管理)をごまかしているから、反発されているんでしょう。

それか、税金を払いたくない人、ごまかせなくなるじゃないか、と思って反対しているのかな?


「頭のいい」人が考えたはずなのにね。