再就職活動日記:カバーレター
カバーレターとは、履歴書と共に提出するように求められる書類です。
カバーレターという名の通り、履歴書の表紙(カバー)となるもので、形式は手紙(レター)です。
履歴書と同じく、何を書いても構いません。構いませんが、カバーですから自ずと書かなくてはならない情報があります。また、レター書式であることも求められます。こちらもインターネット上にテンプレートがさまざま存在しているのでダウンロードが可能です。
注:同じ英語でも英語表記と米語表記で異なる部分があります。英連邦で就職活動するなら英語表記のテンプレートをダウンロードするか、米語表記を英語表記に修正しての使用をおすすめします。
最近の形式は、すべてを左寄せで書くブロック形式が主流です。
文章の始まりはインデントせず(文字の空きをつくらない)、段落ごとにスペースをあけます。
例)
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自分の情報
名前
連絡先
採用担当者の名前
組織名
連絡先
Dear 採用担当者の名前
Re:件名(応募する役職を書くことが多い)。例)Re: Administrator Position
本文。何を書いてもいいです。何を書いてもいいですが、「この点についてカバーレターに書け」と指示されていることがあればそれは絶対に書かなくてはいけません。
特に指定されていなければ、簡単な自己紹介、応募動機、職務経験、スキル、資格などについて書きます。
Yours sincerely
名前
ーーーー
カバーレターは、履歴書の詳細バージョンといったもので、面接で聞かれる内容をあらかじめ文章にまとめたものと考えていいと思います。実際、面接ではカバーレターに書いた職務経験について「もっと詳しく」と聞かれます。面接で聞かれるからいいやと手を抜かないで、きちんと簡潔にまとめ、アピールも忘れずに。嘘はいけませんが、盛ってOK。日本人は謙虚が美徳ですが、「いえいえ、私などたいしたことは……」という態度でいると落とされます。
分量はA41枚から2枚におさまる程度にまとめます。指定されている分量があれば従います。多くても2枚以内におさめろという指定が主流です。「この人に会ってみたい」と思わせるカバーレターを書きましょう。本も売られていますし、ネットにもいかにいいカバーレターを書くかのヒントは転がっているので参考にするといいと思います。
次回は、「セレクション・クライテリア」なるものについて書きたいと思います。
「セレクション・クライテリア」とは、カバーレターで「書け」と指定されることが多いものです。