再就職活動:履歴書 in オーストラリア
7月1日、今日からオーストラリアは新年度が始まります。日本の4月1日です。
体を壊して仕事を辞めていましたが、体調がよくなってきたので再就職を試みております。
しかし、2年以上もブランクがあるとなかなか簡単にはいかない。。
決まらないうちに2024年も半年を過ぎてしまいました。
でも頑張る。
就職の際に必要となるもの、それは履歴書。
日本とは異なり、こちらオーストラリアには「履歴書」という書類は売っていません。
デザインから何を書くかまで、自分で考え、デザインも自分でします。
とはいえ、テンプレートは溢れているので、ダウンロードして使用することが出来ます。
履歴書には何を書いても構いません。自由です。
履歴書に必ず書かなくてはならないことは名前と連絡先です。
年齢も性別も必要ありません。顔写真も必要ではありません。
職歴も必須です。ただし、全職歴を書く必要はありません。
応募する職に関係のある職歴のみ、直近のものから時系列に書いていきます。
組織名、場所、雇用期間、そして仕事内容、どういったことを成し遂げたかをアピールします。
たとえば、事務職に応募しようとおもったら、過去に事務職をしていた時のことを職歴としてあげます。レジうちの仕事をしていた職歴は書く必要はありません。事務職には関係ないからです。応募する職が顧客経験を必要とする、という条件を出していれば、レジうちでの顧客サービスは経験として認められるので、職歴としてあげてもいいでしょう。ボランティア経験も「職歴」扱いになります。あくまで、応募する職種と関係があれば、ですが。
学歴も、応募条件に、これこれの資格を持っている人とあれば書いてもいいでしょう。
またはこういう資格をもっていますというアピール目的で書いてもOKです。
全学歴を書く必要はありません。職歴と同じで、応募する職に関係する学歴のみ、直近のものから羅列していきます。
他にはスキルを書きます。優先順位は、応募する職に関係のあるスキルから書く、です。スペースがあれば、こういうこともできます的なスキルを述べてもいいでしょうか。
一般的に、履歴書はA41枚にまとめるのがよいとされています。限られたスペースで、「これは!」という履歴書を書かなくてはなりません。自分が何ができるか、どういった人間か、どういったスキルと資格をもっているか、ということを簡潔にかつ強烈にアピールします。
最後は、レファリー、といって、保証人の名前と連絡先を書きます。
「Available upon requests」といって、要望があれば情報を開示しますということも可能です。
保証人がいるよ、用意できるよ、とアピールだけはしておきます。
一般的にはレファリーは2名用意する必要があります。もし書くのであれば、名前、連絡先、関係性などを書きます。前職の上司、とか、です。
私は、履歴書を提出する時にはレファリーの情報は開示しません。事前に、「レファリーになってくれる?」とお願いして連絡先を相手方に開示する許可を得ていても、書類だけで落とすような会社組織にレファリーの個人情報を渡したくはないからです。どのみち、面接後に、レファリーの情報を教えてくれと言われるので、その時点で開示するようにしています。ですが、ケースバイケースです。応募条件に応募する時点でレファリーを用意しろと言われる場合もあるので、その場合は情報を開示します。
これで基本の履歴書は完成です。
次は、カバーレターと呼ばれるものを用意します。
それは次回に。