「東京新聞」本音のコラム、師岡カリーマの分析が鋭い。

中東の戦争リスクが高まる中、お互いが自制する環境にあって欲しいと思うが、こんな続報があるからイランの自制は効いているとみて良いのだろうか。

 

 昨夕のTBS「報道特集」を見ていたら、イスラエルの前首相が出ていて、ネタニヤフは極右勢力の奴隷状態になっていると言っていたが、この分析は先にこのブログでも触れた水島朝穂分析と共通する。

 しかし衝撃だったのはガザ地区への支援物資搬入を阻止しようとするイスラエル国民が道路封鎖をしていると言う報道だった。「ガザの人間はみんなテロリスト」などと叫ぶイスラエル女性の正気とも思えない姿が、この国の置かれている位置を示しているのかも知れない。記者に「ガザでは子ども達が飢え死にしかけている」と言われても、このイスラエル人にとってガザの子どもたちが栄養失調で生命の危機を迎えていることなどはたいしたことではないようだ。全員殺した方が良いと言わんばかりだった。

 一方ニューヨークでは家族全員から「お前はテロリストの仲間なのか」と言われても・・・と言う事は家族達はみんなガザの人間はテロリストと信じていると言うことだろう・・・パレスチナに平和をと抗議行動を続けるイスラエル人の若者が登場した。この若者のような知的で理性的で勇気ある行動が拡がればこの戦争に少しは希望が見えるようになるかも知れない。

 やせ細った幼気な子どもたちの息も絶え絶えな姿をみると戦争の愚かさ悲惨さを嫌と言うほど痛感する。

軍事には軍事で対抗をなんて言っている日本の3世議員のアホ連中はガザに行って戦争の実像に触れた方が良い。