ベトナムのダナン・ミーソン・フエ・ホイアンを訪ねてきた。
ツアーなので盛りだくさん。ダナンの日本人向けに大浴場があるホテルに3泊した。
暑いのだ。連日35度前後の猛暑、日本との気温差20度近かった。
調べたら前回ベトナムに来たのは2001年8月だったからあの時も暑かったなぁと思いだした。
ハノイからマイクロバスで4時間、ラオス国境に近い山岳民族のターイ族のマイチャウ村に行き、村長が経営していた民宿にも泊まったのだがクーラーなんか無いから深夜でも35度超えだった。歓迎の宴で出された濁酒を飲んで腹を壊し帰国するまで直らなくて悲劇だった。
だから今回は食べる物に気をつけた。
今回は近代的なホテルなのでエアコン効かせて寝られたが昼の観光は猛烈な暑さの中歩き回るという過酷さだった。帰国後カミサン過労から発熱という悲惨さ。
ダナン国際空港。23年前のハノイ国際空港では飛行機からターミナル迄の出向かいバスは「神戸行き」の行き先表示がそのままの中古バスだったが、今回は羽田や成田と同じ低床の幅広バスだった。
ダナン最大の庶民の市場=ハン市場、その雑然差はアジア系の雰囲気満載。
レディブッダが人気のパワースポット=リンウン寺、個人的にはこういう派手なお寺さんは趣味ではないけど凄い人出だった。
ダナン市内遠望。近代的なホテルやマンションが林立。
地元ガイドの33歳ベトちゃんによれば、マンションは100平米くらいで3500万円程度。
多くは欧米系の人たちに季節貸ししているという。
手前の船は漁船、遠浅なので漁船までたらい船で行く。
ダナンの浜辺。
海水浴場として賑わっていた。
市内で見かけるオートバイ。
23年前のハノイとかホーチミンではもの凄いバイク、ヘルメット無し、しかも一家4人乗りなんてのに度肝を抜かれたが今回もバイクの数は凄いけどヘルメット着用、一人乗り二人乗りが多くて少し大人しくなった感があった。こんな4人乗りは少数派に。
若い娘はヘルメットに風車でおしゃれ。
因みにベトちゃんによると一位ホンダ、二位ヤマハ、三位スズキだそうだ。全国で4千万台。人口は9800万人だから赤ちゃんからお年寄りまで二人に一台くらい普及してることになる。
前はホンダだと思ってよく見たらHがKだったと言うバイクもあったが、そうした紛い物は故障が多くて駆逐されたと言う。
125CCクラスまでは免許不要で16歳から乗れるという。
町中でアクロバチックな運転をヒヤヒヤしながら見せられるけど、子どもの時から乗り慣れてるのかなぁ。
右手にハンドル、左手にスマホ。後の同乗者は両手フリー。
自動車の方は一位トヨタ=ダントツだった。二位三菱、三位マツダにヒュンダイあたりとのこと。
我が家が昨年末まで使っていたマツダのCX5を良く見かけた。
ミーソン遺跡。
ベトナム戦争の時米軍機の空爆で破壊されたが修復された。
カンボジアのアンコールワットやタプローム遺跡に比べると比較にならないくらい小さい。
米軍が投下した爆弾。不発弾が遺跡のあちこちから出てくる。
ガイドのベトちゃんは「内戦」としきりに言うので、「日本では米軍による侵略戦争と言うことが多いけどなんで内戦と言うの」とカミサンが彼に聞いたら、学校でそう教わるのだそうだ。
中国との国境紛争を抱える小国ベトナムにとってアメリカは悪一辺倒では上手く立ち回れないのかも知れない。全方位外交がベトナムの基本になってるのか。
遺跡内の劇場では民族舞踊が見られる。
疲れたので又明日。