1. 色は光の一種



私たちが「色」として認識しているものは、実は 可視光線(Visible Light) と呼ばれる電磁波の一部です。電磁波とは、電場と磁場が波のように空間を伝わる現象で、光もその一種です。





2. 光の周波数と波長



光には 波長(λ) と 周波数(f) があり、どちらも光の色を決めます。関係は次の式で表されます:


c = fλ


  • c は光の速度(約 3 \times 10^8 m/s)
  • λ は波長(メートル)
  • f は周波数(ヘルツ、Hz)



波長が短いほど周波数は高くなり、波長が長いほど周波数は低くなります。





3. 色と周波数の目安



可視光線の波長は 約380nm〜780nm(ナノメートル)です。

これを周波数に換算すると、約400THz〜790THz になります。





🟥赤の周波数🟥



  • 赤の光の周波数は 約385〜480THz、波長は 620〜780nm です。
  • 可視光の中では 最も波長が長く、周波数が低い 光です。






周波数の性質から見る赤の効果



光や色の周波数が体や脳に影響するという考え方があります(色彩心理・波動療法・エネルギー医学など)。


  • 低周波の赤
    • 落ち着いた安定感を与える
    • 体のエネルギーを「活性化」させる
    • 血流や体温を上げるイメージがある
  • 赤の長波長は 刺激が強すぎず、じんわりと体に作用 するため、根本的な「活力」や「生命力」を象徴するとされます。