新任者が自分をよく見せるために行う”印象操作”
マクロレベルから考えてみましょう!
まずは、国家レベルで考えると
例えば、王朝が交代する時
前の王朝のことは全否定します。
例えば、政権交代する時
新しい政権は、前政権を否定非難します。
例えば、企業で経営者が交代する時
について考えましょう。
新しい経営者は、前経営者のダメな点を
誇張し、落差を大きく見せます。
決算でわざと利益や売上を落としておいて
(決算処理方法なども場合によって変える)
次の期でよい決算数値が出やすい土壌をつくります。
もう少し例をあげましょう。
日本史をみても同じです。
日本は明治維新を機に
大きく世の中全体が変わりましたが
その前の時代、つまり江戸時代を
誇張して悪く言って、
明治以降がそれだけ素晴らしいんだ!
と認識させるのです。
もう少し古く時代をさかのぼれば
日本が大きく変わったのは弥生時代。
その前の縄文時代のことを
野蛮で文化的に低いなどと評価を低く
喧伝します。
では、今後
僕たちは何に気をつければいいのか?
というと
上記のような”印象操作”は
昔から、普通に行われてきたのです。
大きく体制が変わる時に
新しい方は盛られ過ぎたり
前の方は逆に過小評価され過ぎたり・・・
このようなことが
繰り返しシレット行われていないか?
ちゃんと見極める目をもつことが
重要ではないでしょうか?