和≠同調
何事にも良い面と悪い面がある
和とは、単に同調することではない!
日本人の根底には本来
大切にすべき”和の心”がある。
今から約1400年前
聖徳太子「十七条の憲法」時代から伝わる
”和を以って貴しと為す”
精神です。
しかし、ここで注意しないといけないのは
時が経つにつれて
本来の言葉の解釈がずれて
変化していってしまうこと。
もともと「和」の意味は
上下分け隔てなく顔を突き合わせ
お互いに意見を言い合って、
しっかりバチバチと議論しあうこと。
今の世はどうでしょう?
「和」が同調圧力と化し
コトを荒立てないように
意見も言わず黙って圧力に従わせる力
に変化しているのでは?
自分の納得のいかないことでも
議論を避け、体裁上の”和”を取り繕って
圧力に屈して周りにただ同調する。
そんな時代ではないでしょうか?
十七条の憲法の精神を復習しますと、
★人を恨んではいけない
★面をあげてみんなで議論
★大事なことを決める時は
みんなの意見をだしてもらう
★議論後(全部決まったら)自分は反対意見でも
みなそれに従う
みんなが納得して議論できる環境
それこそが本当の”和”
今こそ、日本人は
本当の和を取り戻す時でしょう。