2022年2月2日
この日は重粒子線治療を始めるに当たっての重粒子線センターでの最初の診察日。
入院しているがんセンターとは隣同士なのに、一旦退院しないといけないのです
歩くのも不自由になってる主人。
朝から大阪に住む娘が先に病室で退院準備をしてくれて、主人と一階に下りてきた所で合流。
車イスも病院からは持ち出せないということで、京都で前日から借りてた車イスを持参して、病院で乗り換え。
お隣の重粒子線センターへは車イスで移動しました。
初めて入る重粒子線センターも新しくてとてもきれい。
主人は血液検査とMRI検査。
この日は担当の先生がお休みだったので、代わりの先生からお話を聞くことに。
22日から重粒子線治療を始めて、全部で16回を一月ほどかけて通うことに。
その内容や治療後の後遺症の話などを一緒に聞きました。
左の鎖骨の辺りの腫瘍なのですが、あてた所が皮膚炎になったり、左腕の痺れや左腕が動かなくなる事もあるかも…との話も。
主人は色々思うところもあったようですが、私の中では腕が動かなくなっても、命があるならばそれはそれで仕方無い事…と思ってました
そして、前日の包括支援センターの方とケアマネさんの話で、重粒子線センターにも京都から通う以外に方法無いか尋ねてきて下さいとの事だったので、看護師長さんと治療中の通院の事について相談させてもらってました。
でもやはりどこかに入院しながら通う事は不可能で、重粒子線センターでは特にどうする事もできないそうでした
でも看護師長さんが、個人的にお知り合いの大阪の施設さんを紹介して下さり、そちらに連絡をとらせて頂く事になりました。
電話でお話させて頂く限り、もしかしたらそちらでお世話になりながら、重粒子線センターに通う事ができるかもしれない…ということで、少し希望が見えてきました
そして、重粒子線センターの診察後は予約していたホテルへ、がんセンターの前を通りながら車イスで移動。
入院しながら通えない事に本当に不便さを感じました。
それでもホテルにチェックインしてお部屋に入ると、大きなリクライニングベッドに主人もやっと休む事ができて、ちょっと一安心
休んでもらってる間に娘と遅めのランチに出かけました。
ただお店は色々あるものの、ランチタイムが終わっていて、一旦閉まってるお店の多いこと
なんとかお店に入れて、美味しいクレープやさんにも寄ってホテルに戻りました。
部屋では、痛み止めの麻薬のお薬オキシコンチンの管理の話を主人から聞いて、絶対飲んだ時間をきちんとつけて、病院帰ったら報告しないといけないとのこと。
麻薬のお薬飲んでる事にビックリでしたけど、入院してすぐに飲みはじめたようで、このお薬のお世話にずーっと最期までなってました
夕方まで少し一人で近くの大阪城へ散歩に出てみました。
これまで遠目に見る事はよくあっても、子どもの頃に一度来たような記憶しかないお城。
大きな石垣は圧巻でした!
夜は又買い出しに行って、部屋で夕食3人で食べたり、シャワーを手伝ったり、久しぶりに家族で過ごす事ができて、主人も少しリラックスできてたようでした