2022年2月1日(主人入院10日目)
包括支援センターの方からケアマネさんが決まったのでと連絡があり、病院に行く前に二人で家に来て下さいました。
ケアマネさんは女性の方で、おっとりお話されますが、でも色々真剣に細かく考えてくださる方でした
入院してからの様子やこれからの話を聞いて下さり、重粒子線治療をしてる間どうして通院するのがいいか…との話になりました。
京都の家から通うのは本人も家族もかなりの負担になるので無理でしょう…と。
あとは大阪でウィークリーマンションなどを借りてそこから通う。
それか、大阪で老人ホームのような施設で一ヶ月入れる所を探す。
どちらにしろ、重粒子線センターには家族が付き添わないといけないので、毎日大阪に行かないといけないのですが…
ただ日常生活も、容態が悪いと家族では大変なので、やはり大阪の有料老人ホームのような所を探すのがいい…となって、包括さんが大阪の知り合いの方とかに聞いて下さる事になりました。
とにかく介護ベッドを家に入れて、車イスを借りれる手配をすぐにして下さいました。
ケアマネさんって、お年寄りの方の介護などの為にいらっしゃると思ってましたけれど、こんな病気の家族の為にも動いてくださる事を初めて知りました。
この後、主人が亡くなるまでこのケアマネのOさんには大変お世話になる事になりました
入院してすぐ、看護師長さんに「末期がんと言って介護保険をすぐに申請して下さい!」の言葉に凍りついた瞬間は忘れられないですが、教えてもらった事には感謝です
がんセンターの看護師さんは、ガンの患者さんばかりと接しておられるので、そういった話は当たり前の日常茶飯事なのでしょうが、家族が初めてガンになった者にとっては、お医者さんの説明では聞いていなかった「末期がん」という言葉を、いきなり看護師さんから聞かされるのは、今思ってもかなり衝撃的でした