
「海外の固定電話や携帯電話から安い料金で電話を受けられる」「渡航先で日本の着信が取れる」などの理由で、長らく人気を集めてきたSkype電話番号(旧Skype-In)。ところが、運営元のMicrosoftがSkypeを停止する方針を打ち出したことで、2025年5月5日以降はこの機能も利用できなくなる見通しです。
「海外在住の家族との通話に利用していた」「出張先の拠点番号として活用していた」という人にとってはかなり痛い話です。Skype電話番号の終了後に使える、代替策をまとめてみました。
■ Skype番号が無くなる理由と、“Teams化”の現状
Microsoftはコミュニケーション系のサービスをMicrosoft Teamsに一本化し、Skypeから撤退する動きを進めています。
Teamsへ移行することでチャットやビデオ会議は引き継げるものの、「海外の市外局番を取得して普通の電話からも着信できる」というSkype番号特有の機能はカバーされません。海外相手との通話手段としては、別の方法を探さなければならないのが現状です。
■ 国際電話を安く利用したいなら、楽天モバイルの“かけ放題”
Skype電話番号を使っていた方の多くは、「海外への通話料金を節約したい」という理由が大きかったはず。
そんな方にとって心強いのが、楽天モバイルの『国際通話かけ放題』というオプションです。
月額980円(税込1,078円)を追加で支払うだけで、主要な65の国と地域に無制限で電話をかけられます。アメリカやヨーロッパ各国、アジアの主要都市など大体カバーされているので、頻繁に海外へ電話する人ならかなりのコスト削減になるはずです。
特にSkypeクレジットをチャージしていた頃と比べて、月定額制のほうが料金を管理しやすいメリットがあります。国内通話感覚で海外へかけられるのは、Skype以上に気楽かもしれません。
■ ただし、海外番号の「着信」は別ルートで確保が必要
一方で「海外の番号をそのまま使える」わけではないのが楽天モバイルの難点です。あくまで日本国内の携帯電話番号をベースにしたサービスなので、Skype電話番号のように現地の番号を持って着信を受ける機能は提供していません。
もし「海外から現地通話料金で自分に電話をかけてもらいたい」「海外拠点っぽい番号をずっと持ちたい」という人は、バーチャル電話番号プロバイダーを検討する必要があります。
SonetelやCallHippo、Zadarmaといったサービスでは、世界各地の番号を取得して、スマホやPCアプリへの転送で着信を受けることが可能。ビジネス用途なら、営業時間外のボイスメールや着信振り分けなどが充実しているところも多いです。
■ Skype番号の終了を機に、より便利な方法に切り替えよう
Skype電話番号がなくなるのは正直残念ですが、国際通話そのものが不可能になるわけではありません。むしろ、いろいろな通信サービスが進化した今だからこそ、自分にピッタリの組み合わせを見つけやすいタイミングともいえます。
「海外への発信が圧倒的に多い」という方は、楽天モバイルのかけ放題が断然ラクです。逆に「海外の番号を長く保持して着信を受けたい」という方は、バーチャル番号プロバイダーを使ってみるのがおすすめ。あるいは発信は楽天モバイル、着信はバーチャル番号、と両方の良いとこ取りをしてもいいでしょう。
Skype番号が停止してしまうのは2025年5月5日からですが、早めに準備しておけば不便を感じることなくスムーズに移行できるはずです。海外在住の家族や取引先がいる方はぜひお早めに検討してみてください。
■ まとめ:自分の使い方次第でプランを選ぼう
1. もし「海外への長電話」メインなら
→ 楽天モバイル『国際通話かけ放題』が手軽でお得!
2. 「海外番号そのものを維持したい」メインなら
→ バーチャル番号プロバイダーで転送を活用!
3. 両方必要?
→ 発信は楽天モバイル、着信はバーチャル番号、二刀流でやってみよう!
Skype電話番号が終了した後も、安心して国際通話ができる環境を整えておけば、海外とのコミュニケーションで困ることはほとんどありません。あとはご自身の予算や使い方に合わせて最適な方法を選んでみてくださいね。
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