人にイライラする人は自分にイライラしています。

人に怒りをぶつける人は自分に怒りを抱えています。

アンハッピーな人は、ハッピーな人をアンハッピーになるまで突付き、自分の不快な想いを解消しようとします。

 

イジメの加害者は自分が加害者だとは考えません。むしろ自分は被害者だと考えます。自分はこれだけ苦労したから、相手も自分と同じ苦労をしてもいいだろう、と考えるわけです。

 

ですから、被害者が加害者を産み、加害者は被害者を産みます。この負のループを止めるには、目を覚ました一人の人間がいればいいのです。つまり、被害者意識で反応しない、加害者意識で反応しない、たった一人の人間がいれさえすれば、このループを断ち切って浮上していくことができます。