2005~2006年頃

雑誌CanCamが提案する

エビちゃんOLというファッションがブームになりましたかお





エビちゃんOLとは


当時CanCamモデルだった

蛯原友里が着こなす

コンサバを基本にしたフェミニンなファッションかお







昔から○○OLというフレーズで

コーデを提案してきたCanCamですが


蛯原友里が専属モデルになり

エビちゃんOLが読者にヒットかお



このブームに影響され

他の赤文字系雑誌も甘口な

コーディネートを載せるようになるほどでしたかお




エビちゃんOL全盛期のファッション↓













エビちゃんOLの特徴


・内巻きの巻き髪

・レースやリボンなど甘口なディティール

・洋服の色はパステルカラーがメイン

・アンサンブルニットが定番

・ワンピとスカートはタイトよりもフレア




ブーム全盛期には

蛯原友里着用の商品が

飛ぶように売れて即完売かお


この現象はエビ売れと呼ばれましたかお





当時エビちゃん本人は

109のマウジーでの買い物を目撃されており


プライベートでの私服は

エビちゃんOLとはまったく違う服装だったようですかお




エビちゃんOLブームに乗った

小学館の勢いは止まらず


2007年には

CanCamのフェミニンなファッションを

大人向けにしたAneCanが創刊されました↓





CanCamのお姉さん雑誌のため

フェミニンなテイストを残しながら


洋服の色味やディティールは

落ち着いたコーディネートが中心でしたかお


AneCan創刊当初は

エビちゃんはCanCam専属のままかお




一世を風靡したCanCamの

フェミニンなコンサバファッションも


流行や価値観の変化とともに

徐々に人気が落ちていきましたかお



蛯原友里がAneCanに移籍するも

2016年にはAneCanが休刊を発表かお



晩年のAneCanは

ライバル誌のOggiやCLASSYと

見分けがつかない内容になっていました↓







CanCam・AneCanの得意とする

フェミニンなコンサバとは程遠いコーデかお


流行の変化だけでなく

AneCanらしさを追求できなかったのも

休刊の要因になったのではかお



こうして2000年代前半の

エビちゃんOLブームは幕を閉じましたかお




エビちゃんOLブームから12年・・・


CanCamを発行する小学館ではなく

なぜか光文社のストーリーに

エビちゃんOLが帰ってきました↓





ストーリー7月号では

帰って来たエビちゃんOLという

特集が組まれていますかお



ストーリーが提案するエビちゃんOL↓









昔のエビちゃんOLのような特徴はなく

ストーリーによく載っているコーデを

蛯原友里が着せられているだけかお




ちなみに最近のストーリーは

誌面の8割がワイドパンツと

ロング丈スカートという偏った構成です↓







昔のエビちゃんOLがブームになったのは

蛯原友里の人気というより


エビちゃん本人に甘口なコーデが

似合っていて洋服が素敵に見えたからかお



蛯原友里に似合っていない

ゆるいカジュアルを着せても

読者は憧れないと思いますかお



残念なことに

ストーリーだけでなく他の雑誌を見ても


ゆるいカジュアルを

素敵に着こなしているモデルはいませんかお



ゆるいカジュアルはモデルでさえも

おしゃれに見える人がいないのに


最近のファッション誌は

容姿がモデル以下の一般人に

シンプル・カジュアル・ベーシックを押し付けすぎだと思いますかお



昔のエビちゃんOLや

JJがブームを作った神戸系のように

雑誌独自のファッションを提案してほしいですかお


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