引退表明をしたカウリスマキ監督の新作「枯れ葉」を見てきました。
シネマテークたかさきでは最も混んでいたほう。
カウリスマキなら見たい人が、この辺にこれほどいたことに驚く。
カウリスマキを見ているとフィンランドの人は
笑わないのだと思う。が、この映画では冒頭である登場人物が笑う。
二度と笑わなかったが。
アル中男を見ていたらこれはムリだろうと思ったのだが。
もう一つ意外だったのは、ラジオから常にロシアのウクライナ侵攻が流れていたこと。
いきなり「竹田の子守歌」(歌:篠原敏武→「雪の降る街を」もこの人)が流れてくるが、
後半酒場で歌っているこのデュオが沁みる。
演奏・歌:マウステテュトット。
厚さ数ミリメートルの冊子を作り、それに手作りの表紙をつけたような
ユーロスペース製のパンフレットが行き届いている。税込900円。
表紙。
パンフレットから一枚。