東寺から帰り道ですが、蓮めぐり以外にも行きたい所があって、それは絵画展めぐり❣️

まず京都市立芸術大学芸術資料館の特別展第二期、「日本最初京都画学校 京都御苑からの出発」を見に行きます。

6月1日に第一期を見に行っていて、特別展の概要の記事がこちら↓です。

JR京都駅北側の道を東へ行くと、京都市立芸術大学の真新しく綺麗なキャンパス群に行き着きます。

とても広々していて、展示も見応えがあり、今回は運筆の講義ビデオが流れていてとても良かったです。


大和絵とか文人画とか言われる昔の絵は、絵の具で塗るのではなく、墨絵のようにササッと筆で線を描いていく感じで、その線がまたバリエーション豊富!一本の筆で、線の太さから、水分の含ませる量から、掠れ等の線の質感まで、まさに神技のような運筆であらゆるものを表現しています!これは相当習わないと身に付かないだろうなぁと思いました。

掛軸用の絵なので縦長で、描きすぎない空白部分の生かし方がもう洋画とは全く違っている!と思いました。京都市立芸術大学は数多くの著名な卒業生の膨大な作品を所蔵されていて、こうやって見せてくれるのでとても楽しいです❣️しかも無料です!


京都では、西陣織の下絵や蒔絵などの工芸作品の図案等のハイレベルな絵が、単に鑑賞用のアートではなく、実学として無名の職人技として存在していて、それを下敷きにして更に発展させたのが芸術学校だったのではと思います。やはり京都の土地柄がアートを産むんだなーと思います。


1階の特別展の横では、移転前の古いキャンパスの写真展がありました。前のキャンパスの大きな写真!緑豊かで素敵です。

その奥には染色の展示。



また、6階のアートスペースでは源平合戦の屏風展もありました。廊下の様なスペースに展示されています。

どこもかもアートが溢れていて、さすが芸大!と思いました❣️



次にギャルリーためながさんに向かいます。ここは、前に泊まった内裏の宿で読んだ「京都観光コンシェルジュ」で知りました。この本は、電子版で誰でも読めます。

何故かリンクは貼れませんでしたが、検索すると出てきます。

100年の町家です❣️

京阪七条のすぐ北側です。




素敵な2階へ。



作品も素敵でしたが、町家も素敵❣️こんな素敵な空間を無料で見せてもらえて、やっぱり京都って凄い!と思います。

いよいよ帰り道、川端通を上がって行きます。すると甘春堂というお菓子の老舗が❣️天の川という羊羹に目が釘付けに❣️


買って帰って早速食べました❣️美味しい❣️美しい❣️

実は甘春堂さんは、七条通りにも七条甘春堂さんがあって、行きしなに見ていたんです。

お店のショーウィンドーに天の川と抹茶のセットがあって、良いな〜と思いながら通り過ぎていたんです!

四条から南はあまり歩き回ってないので知らなかったですが、甘春堂さんのカフェやお店はけっこうこのエリアに集中してあるようです。また来たいです〜❣️

川端通は、もう百日紅が咲いていました!

とても好きな色❣️夏だな〜!

ムクゲも。

しかし今日は暑い!!そんなに歩いてないのに汗だくです。

四条大橋横のドトールで涼んで帰りました。4階はいつも通り誰もおらず快適でした〜♪


今日は美しい蓮とアートとお菓子に出会えて楽しかったです❣️いよいよ来週は祇園祭へ!待ち遠しい〜❣️

2024.7.6