平安宮内裏の宿を楽しみ尽くすため、晩ご飯を買って来たので、ゆっくりできます〜。そのうち息子が大学から宿へ帰って来て晩ご飯です。

おかずは茄子の挟み揚げと鯵の南蛮漬けを買ってきました。

なんと言っても老舗、末廣さんの鯖寿司と箱寿司がメイン!とてもずっしりした肉厚の鯖です❣️美味しい〜。多いかな?と思いましたが、ペロッと食べました❣️

次第に暗くなってきました!待ってました〜❣️


玄関の隣の、道に面したお部屋も仄暗く素敵になってきました❣️

抹茶と茶筅を持ってきていたので、水無月で一服です。抹茶碗は重くて持って来ず、コーヒーカップでは泡立ちがイマイチですが、、。

今回は弐の局ですが、並びにある承香殿(じょうきょうでん)はその昔、古今和歌集の編纂も行われた場所、と言うことで、持ってきました、古今和歌集。

内裏なので、古今和歌集を勉強しようと思います。古今和歌集って、高校くらいに古典で習ったと思うのですが、当時から、何故平安時代の宮中の人は和歌にそれ程重きを置いているのか謎でした。返歌の良し悪しについて批判したりされたりと、大変だったようで、謎過ぎて現代からすると滑稽な感じがしたものです。今の趣味的な和歌の扱いとは全く異なっており、もう殆ど職業、それも失敗できない、出世のかかった仕事のようです。とにかく和歌の才能は必須だったようです。また古今和歌集の解釈を中心とした秘伝の奥義を師匠から伝承するする、古今伝授という儀式?があり、古今伝授を受けた建物を移築して大切にしたりと、現代人には想像もつかないほど和歌は貴族社会の要であったようです!そのような和歌をゴロリと寝転んで気軽に読むのはバチが当たりそうですが、、、。

しかも、、、。このお宿には、初めて見る京都案内本が置いてあり、ホテルや宿泊施設にしか置いてない非売品のようで、古今和歌集よりこっちに目が釘付けになりました〜。益々バチ当たり、、、。

暗くなったので、お月見の散歩に出ます。

今日は夏至の日で夜の長さが一年で一番短い日。しかも満月度95%で満月の前日。そんなこと気にせず宿を予約しましたが、つい2日ほど前に気付きました〜。満月は明日の10時頃なので見えないはず。今日が月見に良いやん❣️と言うことで夜の内裏跡を散歩します。

今日のお宿、弍の局↓。夜の方が断然素敵です!


一つ南の筋、下立売通に平安宮内郭回廊跡が保存されている場所があります。↓

その下立売通を東へずっと行くと、この辺の大地主さんで、内裏の宿もやっている山中油店さん。

昼間より断然素敵❣️

山中油店さんの前に、内裏跡として美しく保存されている場所があります。勿論山中油店さんがされています。


素敵だな〜❣️


(本日の一歩き二句目)


「待ち遠し 内裏を照らす 夏至の月」


早く満月見たいなぁと待ち遠しかったですが、平安宮内裏の住人も待っていただろうなぁ。夏至の日の満月は出てくるのが遅いんだから。


他にもこんなお池と水車のある所も。


とても静かで美しい内裏跡の町並みです。

そして昔は川といえば堀川!平安時代に運河として整備されて、掘って作ったから堀川。昔はもっと水流も豊かだったようです。川に降りていくと遊歩道があり、薄暗いですが、思ったより人が歩いていました。

遊歩道から見上げた月。


堀川からの帰り道、途中に公園があって

久しぶりにブランコ漕ぎました🎶

暇な金曜の夜は最高です〜🎵

月はちょっと高くなっていました。

明日は早朝から自転車で遠出してみます❣️

2024.6.21