今日は立春、暦の上では春です!実は立春迄に、小鳥柄の帯で、ジャケットとスカートのセットアップを作りたい!と思って、先々週位からボチボチ作り始めていました。なので今週は京都ウォーキングに出掛けず縫い物をしていました〜。ジャケットのボタン付けやスカートの裾まつりなどはまだ残っていて未完成ですが、だいたいこんな感じです。アイロンもちゃんと当ててないのでシワシワですが、、、。

元々はこの様な帯でした。陶器花鳥唐草文と言う柄らしく、変わってるな〜と思ってヤフオクで買いました。1,100円でした。

袋帯は430cmほど長さがあるので、六通柄なら6割の250cmは柄があることになり、ジャケットの前身頃と袖、スカートの前だけ、位は取れるのです。スカートに継いである薄ピンクの生地は、以前、西陣三姉妹(1月8日に書いています)の帯コートの1枚、梅柄のピンクの帯の裏を使いました。帯コートのリメイクで余っていた材料を使い切ることができて嬉しいです!

今回は後ろにまで柄を入れられず、この様にのっぺらぼうです。後ろ袖の一部の柄がチラッと見えていますが。

この鳥、小鳥というよりはけっこう大きくて、立春の春告鳥の鶯やメジロという可愛さが無く、なんか山鳩みたいです、、。

帯のたれ先の上の方にある線、昔はオランダ線と言われていたらしいですが、この線も良いアクセントなので気にせず入れています。この帯、本袋帯で、靴下の様に完全に筒状のもので初めて見ました。なので、柄を中央に寄せやすいと思いましたが、何しろ鳥は右向き一方向なので、向かい合わせることが出来ず残念でした。

しかも鳥は6羽くらいしか居らず、それをどこに持ってくるかで悩みました。

向かって左身頃の中央に鳥を置きたかったのですが、柄の連続性を考えると叶わず、、。脇の方に居ます。

裏は薄い接着芯を総貼りし、裏無しなのでパイピング処理です。

ボタンはお気に入りのチェコボタン❣️

フレアースカートは上10cmほど見返しを付けただけの、ほぼ円錐型で、ウェストとヒップの区別のない、いわばヒップハングで履くジーパンの様な感じです。へそより下で履く感じです。ローライズのジーパンて楽じゃないですか?!その楽さに、これはスカートもこうしたらええやん❣️て思って、ここ数年、夏場はこの形のフレアースカートを10枚程作ってヘビロテしています。ちょっと長めのカットソーを中に着れば、多少ズリ下がってもカットソーの裾が出てくるって事にならず、食べすぎてお腹が膨れたらそれなりの位置に上がって、と、ウェスト位置をその時のサイズによって変えれる可動域のあるスカートです❣️

ジャケットは前身頃4枚、後身頃4枚、袖左右それぞれ2枚ずつと、計12枚のパーツで、あと襟もラペルが上向きの難しい形です。同型で3枚目ですが、2枚目から半年空いていてすっかり作り方を忘れてしまっていて、とても下手くそになりました、、、。もっと何枚も作って考えなくても手が動く様にならないといけません。

日頃は横着で、なるべくパーツの少ない型紙を考えていますが、この様に12パーツの面倒臭い型紙のやつは、やはり洋服らしいフィット感があってなかなか良いなぁと思います。

2024.2.4