最近、変な敬語や丁寧語が多くなりましたが、その最たる物が
犬に水をあげる
子供に水をやる
亭主に飯をやる
だと思っております。
辞書によると
「与える」「やる」を、その相手を敬っていう語
だそうです。
こういう方は
犬を敬っているのですね。
そして、亭主や子供は…。
先日のニュースでは野菜市場の担当者が自分が作っている野菜を使った料理について
○○を使わせて頂きました
と説明してました。
自分の店で売っている野菜に気を使ってどうしようと言うのでしょう?
○○を使いました
で何が悪いのでしょう?
無駄な敬語と丁寧語…小学校では、英語よりも正しい日本語を教えて欲しい。
そのニュースの中で、犬の管理士の女性が避難場所でのペットの対応について
犬に水をやる
と正しい日本語を使っておられました。
驚きと感動でした。
犬を扱う方なので、犬に丁寧語を使うかと思いきや…きちんと
水をやる
と言ってました。
そういう方ですから避難場所でのペットの扱いも人間もペットもどちらも良いような環境作りや気の使い方を語っておられました。
でも、その方の話を聞けば聞くほど
ペットを飼うのは止めよう
とつくづく思いました。
災害ばかりでなく人間にもしもの事があれば…今は良くても
人間にも負担…ペットも不幸
何か有ったら自分たちだけで精一杯ですからね。
飛行機の客席にペットを…などと言い出す方は
○○ちゃんにご馳走をあげる
って言うのでしょうね。
飛行機事故が有った時、ペットを助けるために他の乗客の命を平気で危険にさらしたりしてね…。