山と渓谷社刊 田中康弘著
「山怪 青」を買ってみた。
シリーズ第五弾 最終版ということになる。
北海道〜九州まで、筆者が踏破した地域の怪異が語られている。
だいたい既刊と内容は似たりよったり。
狐・たぬき・鹿・大蛇関連の出来事、霊関連、土地そのものに関する怪異がメイン。
半分読んだ時点では、
天狗との遭遇を思わせるエピソードと時空間異常・神隠しのエピソードが興味深い。
Ⅰ
・蛇喰い仙人
・泣く木
・謎の生物たち
・バチヘビ
・虹の橋を渡った少女たち
・手のある蛇と赤ヤカン
・鳥を見た
Ⅱ
・顔の無い男
・えれえもん
・殺しの森
・山と戦争の記憶
・時短クレパス
・釣りをやめた訳
・おしゃべりな猪
・上昇する意識
・叫び声
Ⅲ
・火の玉シャワー
・神様と蛇小僧
・砂かけ婆
・牛と大蛇と神主と
・みうの中から
・不入山
・騒ぐ森
・夜の訪問者
・異形のモノたち
・無数の神々
〜〜引用終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
普段、山の中には立ち入らないので、自分では全く経験しないような話ばかり。
それでも最近は町中で狐が跋扈しているので、罠を仕掛けたが全くかからない。
仕方がないので、敷地には木酢液をまいている。
一度、となりの畑で狐の姿を見かけたけれど、尻尾を含めて結構大きい。
いつか、テレパシーで馬鹿される時もあるか。
次は海の怪異本も読んでみたい。
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