尖閣諸島領海で中国船が日本漁船をつけ回した。
これを抗議した日本に対して、
中国外務省は、自国領海内で日本船によって妨害されたとして、
日本に抗議したという。
中国による侵略が新たなステージに入ったようだが、
ここで強力な対抗手段をとれば紛争になるだろう。
日本政府にその覚悟はあるかどうか。
できなければ、サラミ戦術によって国土が蹂躙されるだろう。
ということで、
Liberty6月号を買って見た。
<サバクトビバッタが中国を襲う!>
・ケニアではサバクトビバッタの一つの群れが、神奈川県と同じ面積を占めるほどとなり、350万人が1日に食べる量を食い荒らす。
・国連食糧農業機関は、今年6月までにバッタが600倍に増えると予想。
・現在イラン、パキスタンまで到達しているバッタは6月までに中国を襲う。
・小麦などの収穫時期を直撃し、穀物市場は大混乱する。
<中国襲来のバッタ被害シミュレーション>
・パキスタンの例をもとに中国での被害を試算、
パキスタンでは農作物全体の約15%が被害に遭い、地域によっては最大40%消失。
・バッタが中国に侵入するエリアは(中国全体に占める生産の割合)
ーーー西南:穀物11% 大豆15%
ーーー中南: 24% 10%
ーーー華東: 25% 13%
これを元にパキスタンと同規模の被害なら、中国の穀物の9%が消える。
最悪、24%が消えることが判明した。
中国は世界最大の穀物在庫があると言われているが、
バッタ被害によって在庫を消費すれば、国内消費を賄うためになりふり構わず
海外市場で穀物買い付けに走り、結果的に穀物価格の高騰をもたらすだろう。
ちなみに、2008年の食料危機で値上がりした主な日本の食品は、
麺類・パスタ・パン・ハンバーガー・乳飲料・ヨーグルト・チーズ
バター・マーガリン・アイスクリーム
醤油・味噌・マヨネーズ・ビール などだ。
6月〜秋にかけて中国のバッタ被害状況、
中国・日本の気象異常によっては、
はるかに酷い食糧不足が起こるかも知れない。
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