PHP文庫

荒川 徹著

「白村江」を読んで、大変面白かった。

 

ということで

2018年4月28日記事

「渤海建国と半島赤化統一」再掲

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韓国TV時代劇「大 祚栄(だい そえい)テ・ジョヨン」が面白い。

 

学説・史実とは少々異なるのだろうが、

高句麗の武将の息子、「テ・ジョヨン」が波瀾万丈・紆余曲折の人生を経て、

高句麗滅亡から渤海を建国するまでの物語。

 

 

主人公は絶対善で描かれているのに対して、

周囲の勢力・敵対者は卑劣卑怯な朝鮮人、中国人ばかりなのが見ていて笑える。

 

 

 高句麗滅亡後の西暦670年代、

新羅と同盟して唐軍に対峙するのだが、唐軍と戦闘中のジョヨン率いる1万の高句麗軍も、盟約を無視した新羅軍に攻撃され滅ぼされてしまう。

 

 

 その後、西暦696年頃、

遼寧省で建国した契丹と、同盟したジョヨン軍の大活躍により20万の唐軍を破るのだが、

またまた契丹の陰謀で窮地に陥る、というのが昨日までのお話。

 

 

 登場人物の信義のなさ、卑劣さには呆れ果てて、

これだから朝鮮人・中国人は信用できない輩だと、

番組を楽しみに見ているのだ、笑。

 

 

 ひるがえって現代東アジア情勢に目を転じると、

昨日発表された「板門店宣言」では、

南北朝鮮指導者が勇ましいスローガンを掲げたものの、

 

 

内容は空疎で、しかも北朝鮮の常套句が使用されていることから、

南が北に譲歩したのが明白となっている。

(もちろん日本人拉致問題など議題にもされていない、どころか竹島領有強調)

 

 南北の思惑とは無関係に、

米朝トップ会談ではトランプ大統領は北に核・ミサイルの放棄を迫るだろう。

 

 

 なぜなら、北の大量破壊兵器はイランへ輸出され、

いつでもイランがイスラエルを攻撃できるようになるからだ。

 

 

 イスラエル・ユダヤと密接な関係をもつ米国・ネオコンがそれを許容するとは考えられず、

トップ会談が決裂すれば米国は北を攻撃するだろう。

 

 

 金政権消滅後は、中国主導で南北が統一される、

という密約があるかどうか、今後の展開を注視したい。

 

 

朝鮮半島赤化統一は日本にとっての悪夢なのだが、

そうなれば、現在韓国人が謳歌している自由も消滅するはずだ。

 

それを認識せず(?)歴史的南北トップ会談を手放しで喜ぶ韓国人・在日には、

同情と哀れみの念を禁じ得ない。

 

〜〜〜〜〜再掲終了〜〜

 

 上述の小説「白村江」は西暦660年の百済滅亡を舞台にしたお話。

 

韓国TV時代劇「スベクヒャン」、「ソドンヨ」、「善徳女王」、「ファラン」、「ケベク」、「テジョヨン」を熱心に視聴したため、

 

その時代と重なり登場人物の相関関係を含めて大変分かりやすかった。

 

ただ、一番最後、

百済王の王子「余豊璋」が白村江の戦に紛れて密かに高句麗へ逃れたのは史実としても、

 

大 祚栄(だい そえい)テ・ジョヨン」と名を変えて、

渤海を建国したというのは、噓じゃないかしらん。

 

 

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