コンゴのエボラ出血熱が東隣のウガンダにも拡大しており、死者がでたという。
ペルーでは感染症後の末梢神経障害(ギラン・バレー症候群)が多発しており、
先行感染症はジカ熱ではないかと疑われている。
日本では相変わらず麻疹・風疹の流行も続いている中、
あまりニュースになっていない感染症として
アフリカ豚コレラ(ASF)のパンデミックが危惧されている。
中国ではASFのパンデミックとなっており、
すでに百万頭以上の豚が殺処分されたという。
問題なのは後処理が杜撰で、中国市場に食肉として出回っているらしい。
中国人旅行者が持ち込むソーセージ等の豚肉製品が日本にも侵入している疑いが濃厚という。(月刊WILL7月号 パンデミックよりバイオテロの危険と恐怖)
空港等の水際で100%食い止められてはいないのが現実か。
ASFも生物兵器として研究されているらしく、
敵対国の食糧供給にダメージを与え経済的損失を与える目的で
テロ攻撃に使用される可能性もあるという。
この場合、テロと気づかれないうちに豚コレラが蔓延するという構図になり、
豚を殺処分するだけで精一杯の状況となる。
オリンピックを控える日本に対して
経済的ダメージとイメージ悪化にはもってこいの攻撃となる。
PS:ギランバレー症候群の先行感染症として、カンピロバクターによる食中毒がある。
肉食の際には充分な加熱に留意したい。
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