日中首脳会談が開催されるさなか、
南シナ海で中国艦船が嫌がらせをしている。
 
 
手前が海自護衛艦。 上が中国艦船。
 
日本にとっての命綱であるシーレーンを我が物顔で跋扈する中国海軍を排除できなければ、有事に交戦するまでもなく日本は降参することになる。
ということで、
 
2017年2月10日記事
「チョークポイント・オペレーション」再掲
 
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「世界の艦船 3月号
  海上自衛隊vs中国海軍」を買ってみた。
 
 
 
 
 
現状の海軍力に関して、
知りたいことのほとんどが載っていた。
 
特に興味深い記事はメインの
 
元自衛艦隊司令官 香田洋二海将 著
<日中海軍戦力を比較する>
 
>チョーク・ポイント管制:
海自の主要任務の一つとして、
中国東海艦隊と南海艦隊および空母機動部隊の西太平洋進出を阻止するための、
南西諸島のチョーク・ポイントおよびバシー海峡の管制がある。
 
海自はこの海域に潜水鑑4隻を配備する。
 
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チョークポイント: choke point)は、海洋国家系地政学における概念のひとつ。地政学上、シーパワーを制するに当たり、戦略的に重要となる海上水路である。

英語での"choke point" は、文字通り「絞めることで、相手を苦しめられるポイント」を語源とし、軍事的な意味合いにおいても海峡や運河などの海上に限らず、陸上における峡谷なども含めた要衝、隘路を表す。

ーーーーーーーーWikipedia

 

 

 

 
中国が現在保有する艦船は
 
・空母1
・戦略原潜 4
・攻撃原潜 5
・在来型潜水艦 53
・駆逐艦 19
・フリゲート艦 32
だが、
 
2030年における東海艦隊と南海艦隊を合計した予想陣容は
駆逐艦 22 フリゲート艦 32 攻撃原潜 9
通常動力潜水艦 30 両用戦艦艇 17
 
2030年の空母機動部隊陣容は
空母2 駆逐艦 10 フリゲート艦10
攻撃原潜3
 となり、量的に海自を大幅に上回ることになる。
 
 
 
実際に戦争が始まった場合、
米軍が救援に駆けつけるまでは海上自衛隊独力で戦闘しなければならないので、
 
2030年までなら、
質的に欠陥のある中国海軍は海上自衛隊によって殲滅されることになるだろう。
 
 
 それは、
上記チョークポイントにおける海自潜水鑑の活躍がメインとなる可能性が大きい。
(20Km以上先の敵艦船を狙い撃ちできる米製新型魚雷を装備していれば)
 
 そして、このチョークポイント・オペレーションの成否が、
島嶼を取られるかどうかの帰趨を決める。
 
 海軍全滅の憂き目にあう中国が取る次の一手については、
またの機会に。
 

〜〜〜〜〜〜再掲終了

 

離島に長射程地対艦ミサイルを配備し、

潜水艦とF35戦闘機にトマホークを装備することが最大の抑止力となるだろう。

 

攻撃される前に、敵艦船と航空機を撃滅できるだけの守備を固めるだけで戦争を抑止できる、という厳しい現実をマスコミは意図的に指摘しようとしない。

それこそが日本の危機だ。

 

 

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