地震と台風による停電被害が続いている。

北海道では計画停電という話も出ており、

3.11後の当地での計画停電に対する腹立たしさが蘇った。

 

 災害時に身体無傷としてサバイバルに必要な優先順位は、

1.水:これだけで一ヶ月は生命維持できる。

2.食糧。水なしで何も食べなければ1週間でアウト。

3.電気・ガソリン

ということで、3.11の停電では早寝早起きを基本とした。

 

断水は別として、

業務・日常生活での停電対策は必須だ。

 

ということで

2014年7月7日、19日、25日記事

「簡易太陽光発電自作に挑戦」を再掲。

 

 

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近未来の不測の事態で、
もしも長期停電となったら業務に支障をきたすこと必定。

先の3.11大震災では、計画停電とやらに随分と苦しめられたので、
平和の続く今のうちに太陽光発電を備え、
最低でもメインのパソコンを稼働できるようにしておこうと考えた。

まず、過日、新聞に広告の掲載されていた図書を購入。

パワー社刊 角川 浩 著 ¥1000

 

 

ソーラー本

同書7p システム構成図

 

 

システム図



解説に従い、
先週、主要機器をamazonに発注したら2,3日の内にすべて納品された。


以下、システムを単純に示すと:

大規模なソーラー発電をするわけではないので、ソーラーパネルは1枚(84W)のみ。
思ったほど大きくはないので、持ち運び可能である。

 

パネルを支える私(FUKATI)の画像。

SPMY
       1
       1
       1
       1
       1
              1
ソーラーパネルから充放電コントローラーへ                

変換器
       1
       1
       1
       1
       1
       1
ソーラーパネルからの電気を蓄電する
 ーーーーーーーーーーーー
 I              
    I  バッテリー (12V)  
    I
  ------------------------------------
       1
       1
       1
       1
       1
DC-ACコンバータ へ電気を送り、直流を交流に変換

コンバーター
        1コンセントで接続
        1
        1
       家電


ということになる。
これだけで17万円掛かった。。
この余分な出費は、職員の夏季賞与を少し減らして捻出した、笑。

しかしいざ各機器の取説を読んでみると、頭が痛くなった。

さらに、バッテリーの取り扱いや機器の管理にはかなり注意を要するため、

一層気が重くなった。

その上、最寄りのホームセンターへ行き、解説で指定されているケーブルを探したが、
実物は1芯、3芯とか様々で、φも適当なのが見つからず途方にくれた。

結局、時間のある時に出来るところから始めようと思い、
解説書を読み直すことに。

これはバッテリ-充電器

Bじゅうでンキ
太陽光発電とは別に、
普段家庭内のコンセントからバッテリーを充電しておける。

ということで、いつ完成するやら、
気の長い話ではあります。

ーーーーーー7/7
 

さて一方
、本気のイスラエルによって中東動乱が起こるまでに、
なんとかソーラー発電システムを完成したいと奮起し、
ここ数日、時間をみては機器をいじり始めた。


シャープ製ソーラーパネル単体(再掲)

 

SPMY
©FUKATI


ソーラーパネルに板を取り付け、どこでも立てかけられるように細工した。
そして職場にあった、
古くなってもう使わない大電力機器に付属していたケーブルを流用して、
ソーラーパネルからの電線を充電コントローラに接続。

 

©FUKATI

s11

 充電コントローラー バッテリー

多分してはいけないのだろうけれど、
市販のブースターケーブルでバッテリーを充電コントローラに接続。
電圧表示が12.6vとあり、満充電状態であることが確認できた。

ソーラーパネルで発電した電気で、
バッテリーを充電するというポータブルなシステムが出来上がった。

下の画像では、

バッテリー横の青色機器が、
DCーACインバータ(直流交流変換器)1500ワット

大電流なのでバッテリーとの接続には要注意らしい。
まだ試しのケーブル接続もしていない。

 

s22インバータ
©FUKATI

屋外のソーラーで充電したバッテリーを、
室内に持ち込んでインバータに接続し、
そこから家電へ接続すればシステム完成となる。

現在、バッテリーとインバータ間の接続ケーブルが納入されるのを待っている状態。
ヒューズを設置したり小物を備えたりして、
来週中には完成するかな。

---------7/19

昨日は南関東で激しい雷雨・落雷により首都圏では7000軒以上が停電したという。
本日も最高気温が35℃と予想されており、猛暑と雷雨はまだまだ続きそうだ。


待ち望んでいたバッテリー接続用のケーブルが届いたので、
さっそく直流交流インバータとバッテリーを接続してみた。

システム構築の鬼門は、
各種ケーブルの入手と、
ケーブルに端子を着ける工程だった。
専用の工具を持たないので、無駄な労力を使ってしまった。

画像手前はバッテリー(40B)、
そこからの+ケーブル(赤色)には100アンペアのヒューズを繋いでインバータ(右奥の青色機器)に接続。

 

batt
©FUKATI


インバータから通常のコンセントで古いパソコンを接続。
火花を散らすことも、感電することも無く正常に作動した。
今日は1日中このパソコンをonにしたまま様子を見て、

明日、ソーラーパネルをベランダに設置したら、このバッテリーを充電することになる。


来月来るかも知れない関東方面大きめ地震や、来年の大地震?で一定期間停電となっても、
扇風機とパソコンだけは稼働可能な体制を作ることができて一安心。


バッテリーとインバータによって家電を使える状態にしておくことは、

数年後に超高性能蓄電池が市販されるようになる時までの過渡的段階であっても、
価値があると思っている。

将来、
ソーラーパネルにも売電電気事業社にも依存しないで、
一気に脱原発の方向へ進むためのささやかな一歩である。


追記:
パソコン連続4時間稼働したところで電圧低下サインがでたため、バッテリーをインバーターからはずし、
2Fベランダへ運んでソーラーパネルから充電。

 

ベランダ
©FUKATI

 

ほんの15分程で満充電となった。
晴れている限り、充電は心配なさそうだ。

2014/7/25
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜再掲終了

 

上記以降の4年間で12Vバッテリー買い増し現在7個保有。

バッテリー充電器で順番にメンテナンス充電している。

直流交流コンバーターはもう1台買い増した。

 停電時はこのシステムで職場、自宅共しのげそうだ。

 

 

最近、別の充電器とソーラーパネル1個を買い増しした。

こちらも現在接続法で悩んでいる。

 

 既存の発電システムで最低限の業務はこなせる体制と、

料理・煮炊き用のアルコールバーナー&七輪(笑)を準備して災害の無い事を祈っている。

 


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