「明晰夢」とは、夢を見ている時に

それが夢であると自覚して見る夢のこと。

 

このほどオーストラリアの明晰夢導入法研究チームが170人を被験者にして、明晰夢を見るための一番効果的なテクニックを明らかにした。

 

 

実験では、明晰夢を見るために三つのテクニックが採用された。

そのテクニックは、

 

①現実チェック法:映画「インセプション」の中で使用されていた。現実の中にいるかいないかを夢見でチェックする法

 

②覚醒直後再睡眠法:5時間寝て一度起きる。そしてすぐにまた眠る方法。

 

③MILDテクニック:②と同じようにするが、再睡眠する直前に「今度夢を見たら、夢を見ていると気づく」と暗示をかける方法。

 

最初の1週間は

普段の状態で被験者が明晰夢を見る頻度を記録した。

 

第2週目に、

被験者170人をランダムに以下の三つの方法に分けて睡眠実験を実施した。

①現実チェック法

② ①+覚醒直後再睡眠法

③ ②+MILD法

 

この方法で2週間観察した結果、

③が他のどの組み合わせの方法よりも

明晰夢を見ることが判明した。

(17%の成功率)

 

さらに、MILD法で5分以内に再睡眠できた被験者ほど

明晰夢の成功率が高かった。

 

一方、今回の実験では現実チェック法だけでは明晰夢の頻度を高めはしなかったものの、

 

もっと長期の実験では効果が出る可能性があると研究者は考えている。

 

 従って、今回の被験者は単にテクニックに慣れる時間が不足していたとも推量されるとのこと。

 

 

オーストラリア大学の研究者は、

まず誰もが明晰夢を経験できるテクニックを明確にした上で

 

その後、明晰夢を利用して心理的な効果を得られるように研究を進めたいということのようだ。

 

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映画「インセプション」はTVで1回見た覚えがあるけれど、

その中に出てくる「現実チェック法」というのは、

具体的にどんな方法なのか、今となっては不明だ。

 

 そして、私見では、

明晰夢に拘るのはあまり良くないかもしれない。

 

 睡眠中に自己の霊体が霊界に次元移行している場合、

夢は見ていないという。

 

 そして霊体は癒やされて、現実界へ戻ってくるものの、

通常その間の記憶は失っている。

 

 逆に、夢を見ている時は、霊界より次元の低い幽界に移行している可能性があり、

 

そこで経験する夢は明晰夢を含めて、特段有益という訳では無く、かえって害になるかも知れない。

 

 

 ということで私自身、夢見そのものは日常的で頻繁なのだが、

以前は熱心だった明晰夢の実験は止めてしまった。

 

 

News Source: livescience.com

Read the original source: http://www.unknowncountry.com/news/researchers-study-best-way-induce-lucid-dreaming#ixzz4wfmGg74T

 

 

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