最近友人から紹介されて知るに到った本、
「エイリアンインタビュー」を半分読んで見た。
ローレンス・R・スペンサー編集
副題:マチルダ・オードネル・マックエルロイの手紙と記録と米国陸軍航空隊機密公式記録文書
1947年7月の
ロズウェル事件の生存エイリアンと軍看護師のテレパシー交流の記録。
内容は、エイリアンの立場が違えば、こういう解釈になるのだろうと考えさせられた。
広大な宇宙空間を支配領域にしている「ドメイン」から地球における原爆実験の調査に派遣されたエイリアンの主張によると、
要するに、地球は既存の宇宙勢力に支配されている「監獄」であり、
体制側にとって不都合な個別の魂を、その記憶を電子的に喪失させた上で、
地球における転生を強制させている と主張している。
「ドメイン」側は、地球に囚われている各魂が自身の記憶を取り戻し、地球から脱出できるように援助したいと活動しているようだ。
旧支配者側と「ドメイン」は宇宙空間でも戦闘しているという。
今まで得られている宇宙情報と比較して、それほど矛盾はしていないのだが、
このエイリアンは昆虫系か爬虫類系であるとすれば、
「猿」系のヒューマノイド宇宙人とは対立する立場なのかも知れない。
しかし、仏陀や老子を、魂の解放へ導く存在として評価しているのは注目に値する。
ロズウェルの墜落円盤で唯一人生き残ったエイリアンと
テレパシー交流できた当事者であるこの看護師は、
実は昔「ドメイン」から派遣された部隊の一人であったことを自身で思い出したという。
本書はあくまでも1947年時点の情報なので、
それから60年以上たった頃、
ドメイン側と旧支配者側が和解したかも知れないという情報には触れられていない。(つまり当時の情勢とは変化している)
それを念頭において、読んで損はない著書だと思う。
追記:グルジェフ著「ベルゼバブの孫への話」も連想した。
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