イプシロンロケット打ち上げ成功を祝して
2012年2月17日記事再掲
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さて、昨日の午後は某市郊外にある工場を見学してきた。
知る人ぞ知る国産ロケット開発製造工場
<Google>
正門受け付けで運転免許証と身分証明書を呈示して登録、
ヴィジターIDと駐車許可証を受け取り指定の駐車場に車を置いて管理棟へ。
ゲストルームでまず会社紹介・事業内容VTRを視聴した。
日本のロケット開発に初期から参画し、H-Ⅱロケット製造にも関わっており、
最近は宇宙ステーション補給機(HTV)の開発・製造も担っている。
開発しているロケットエンジンや各装置の説明の中で、
「スラスター」という、
スタートレックではお馴染みの名称が出てきて感動した。
現在、次期固体燃料ロケット「イプシロンロケット」(1.2t、全長24m)の
開発製造プロジェクトが進行しているそうだ。
(防衛関連では多連装ロケットシステムやペトリオットPAC-3の部品製造も担っているが言及はされなかった。)
注意事項ブリーフィングの後は第一工場の見学へ。
全面撮影禁止であるためケータイ・デジカメ類を保管庫に預けて、
見学者一同ゾロゾロと担当者の後に続いた。
工場内は企業秘密・国家機密事項多く詳細は、
<マル秘の内容にて検閲>・・・・・・笑
固体ロケットブースタの弾頭部分(直径3m程度)や
巨大なロケット本体も見せて頂いた。
炭素製品の効率的再利用法がまだ開発できていないようだった。
短時間での極一部のみの見学ではあったが、
最先端の科学技術に触れることのできた貴重な体験であった。
工場見学の後はゲストルームに戻り、
専門職からのプレゼンを聞いて、帰路についた。
会社の発展と従業員の安寧を祈りたい。
〜〜〜〜再掲終了
今回のロケットでは
南極のオーロラ観測や
宇宙線・地磁気の観測を行うと報道されている。
比較的安価なロケットを多数打ち上げて、
科学的知見を蓄積できるのは喜ばしいことだ。
しかし、日本の宇宙開発には長期的視点も予算も無いようだ。
独自の月探査とか、有人宇宙船とか、
夢のある計画を聞きたいと思う。
おまけ画像
古代火星文明のスプーン
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