講談社現代新書
「米中戦争 そのとき日本は」
渡部悦和著
を買って見た。
厳しい現実を見据えた著作で大変参考になる。
「日中紛争シナリオ」から一部抜粋
>各シナリオ共通の事態:
・非戦闘員ないしは特殊作戦部隊による破壊活動は必ず発生すると覚悟すべき
・平時から中国関係者が在日米軍基地や自衛隊基地の周辺に入っていると想定
・中国人の目的は重要インフラの破壊、基地・レーダーサイト、艦船を破壊すること
・・中国軍は上記破壊活動に先行してサイバー攻撃、日米人工衛星に対する機能妨害などの作戦も開始するだろう。
・紛争開始前後に、中国軍の先制攻撃が実施されると覚悟すべきである。
そのうえで本格的な日中戦闘が始まるという訳だ。
日本政府が迅速的確に対応できるかどうかが、日本の命運を分ける。
来年、本書に書いてある以上に複雑な事態が発生すると予想する。
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