昨日、今年6回目で初めて、
北朝鮮が中距離弾道ミサイル「ムスダン」の発射に成功した。
到達高度1000km 飛距離400km という特異な軌道は、
日本の存亡に王手が掛かったことを意味する。
それは、、、
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「着弾点予想」 より再掲
本来の目的である一番実用的なコース。
グアム島まで3400kmなので、その手前で着弾させることになる。
このコースで成功すれば米軍基地に対する現実的な脅威となるため、
米国は最新鋭のミサイル防衛システム
「戦域高高度地域防衛(THAAD)」を配備する予定。
もっとも、これが発動するときは戦争である。
日本にとっては日米安保の「集団的自衛権発動」問題に関わるため、
早急な法整備が必要である。
つまり、ミサイルが米領グアムへ向かっているなら、
同盟国である日本はミサイルが日本上空を通過する前に迎撃すると言うこと。
それが同盟国としての当然の勤めとなる。
4.日本脅迫コース1:敦賀原発狙い
GoogleEarth
射程4000kmのミサイルを、
敢えて距離800km余りの敦賀原発に向ける。
日本に対する脅迫効果絶大である。
5.日本脅迫コース2:東京上空通過
GoogleEarth
射程1500km位で東京上空を通過させ、日本に対する心理的効果を狙う。
6.東京直撃実戦コース
GoogleEarth
今回はこうならないだろうが、
上記5のコースが成功すれば、実戦では間違いなくこのコースとなる。
中距離弾道弾を敢えて4,5,の経路で飛ばす場合、
「ロフテッド軌道」を試すことになる。
これは、打ち上げ角度を大きくし、垂直に近い方向へ打ち上げることでミサイルは高高度に向かい、
落下時のスピードも通常より速くなるためPAC3での迎撃が困難になる。
敵国弾道ミサイルに対する日米の探知・防衛体制は、偵察衛星をはじめとしてイージス艦SM3、PAC3(今回は新宿・防衛省、朝霞、船橋に配備)、コブラボール、無人偵察機、Xバンドレーダーなどが配備されている。
技術的にはSM3block1a、同2aと、弾道ミサイルの高度により迎撃態勢が異なるものの、
より高高度になるほど、そして突入速度が速いほど迎撃困難となる。
従って明日になるか明後日になるか分からないが、
中距離弾道ミサイルが上述のロフテッド軌道を試した場合、
迎撃空振りになる可能性も大いにあり、予断を許さない。
~~~~~~再掲終了
ムスダンに小型核弾頭を搭載し、
ロフテッド軌道で日本上空の高高度に達した時、
数100kmの高度で核爆発を起こせば、
地上は200~300kmの範囲に渡って電磁パルスの被害を受け、
ほとんど全ての電子機器・電気機器が故障することになる。
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高高度核爆発(こうこうどかくばくはつ、High Altitude Nuclear Explosion, HANE)は、高層大気圏における核爆発。強力な電磁パルス(EMP)を攻撃手段として利用するものである。爆発高度によって分類されるものであり、核兵器の種類や爆発規模などは問わない。
高度100km - 数100kmの高層大気圏における核爆発においては、大気が非常に希薄であり、核爆発の効果において爆風はほとんど発生しない。核爆発のエネルギーは電離放射線が多くを占めることとなる。核爆発により核分裂後10ps(10-11秒)以内に発生したガンマ線(X線)が大気層の20 - 40km付近の希薄な空気分子に衝突し電子を叩き出す(コンプトン効果)。叩き出された電子は地球磁場の磁力線に沿って螺旋状に跳び、10nsほどの急峻な立ち上がりで強力な電磁パルス (EMP) を発生させることとなる。
大気が希薄であることからガンマ線は遠方まで届き、発生した電磁パルスの影響範囲は水平距離で100kmから1,000km程度にまで達する場合がある。この核爆発の影響は、EMPによる電子機器障害がほとんどのため、大量破壊兵器の使用であると同時に非致死性の性格も持つ。EMP攻撃はミサイルを敵国の上空高高度で小規模の核爆発を起こして発生させるため、技術的にも比較的容易と見られている[1]。
~~~~Wikipedia
直接核爆弾で大都市を攻撃するより
数発で日本全体を麻痺させることが可能となり、より効率的だろう。
在日米軍も麻痺するので、日本からの報復攻撃は不可能となり、
やられるがままの悪夢のような事態となる。
北朝鮮が大陸間弾道弾の開発に成功した時、
悪夢へのカウントダウンが始まる。
攻撃されて日本が頓死するのが先か、
北朝鮮の滅ぶのが先か?
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