ロシア・サハ共和国ベルホヤンスク地方は
果てしないタイガが広がり、
地面は永久凍土となっている世界でも一番寒いエリアの一つだ。
GoogleEarth
そこに「バガダイ・クレーター」と呼ばれる地形が存在する。
The Siberian Times
これは長さが1マイル、深さ90mほどの陥没で、
1960年代以降、永久凍土が加速的に融解してできた地形という。
The Siberian Times
2003年から研究しているサセックス大学のジュリアン・モートン博士の調査によると、
20万年前に形成された永久凍土が融解しているため、
この陥没は現在、毎年18m拡大しているという。
この場所で、
4400年前の動物の遺物やバイソンのミイラが発見されており、
今後も科学的価値のある発見が期待されている。
永久凍土の融解による地盤崩落が今後どのように進展するのか、
また地域環境への影響等、注目を集めそうだ。
クリック頂いて有り難う御座います。