本日は大地震に要注意。
雨が降ったので少しは緩和されたか?
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イギリスの女流旅行作家であるイザベラ・バード(1831~1904)の
「 日本紀行」(講談社学術文庫)を読んでいる。
女史は1878年(明治11年)5月に来日し、横浜・東京から日本各地を巡り
同年7月4日、私の生まれ故郷である新潟へ到達した。
当時、新潟の人口は5万人でキリスト教伝道師ら外国人は数人居住していた。
本の中には女史自筆の僧侶や堀のスケッチもあり、
私の記憶にある昭和30年代前半の堀と柳の風景が彷彿とされて懐かしい。
(市内の堀はその後全て埋め立てられて、道路になった)
女史が町中を歩くと、沢山の野次馬が見学に出てきてお祭りのような騒ぎになったと記述されている。
私の父方先祖は幕末の戊申戦争に敗れた後、新潟(市)へ移ってきた(らしい)。
私の戸籍謄本では、母方に限って曾祖母までたどれるが、住所は新潟市内になっている。
恐らくひいひい爺さん・祖母さんは、
新潟を訪れたイザベラ・バードを見に行ったのではないだろうか。
(イザベラの目には、日本人は愚鈍な野蛮人に映っていたようだ)
そんな想像を掻き立てられて、本書を一層興味深く読んでいる。
由緒ある家柄ではないので、私の家には過去の記録は一切伝わっていないものの、
本家の方には、江戸時代以降の記録or文書か何かが残っているかもしれない。
しかし本家は絶家となりそうで、
今となっては確かめる術が無いのは残念だ。
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