恥ずかしながら、このような電池が昔からあるとは知らなかった。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/放射性同位体熱電気転換器
放射性同位体熱電気転換器
(英: Radioisotope thermoelectric generator; RTG)は、
放射性崩壊から力を取り出す発電機である。熱電対を用い、
ゼーベック効果によって放射性物質の崩壊熱を電気に変換している。
RTGは、人工衛星、宇宙探査機、ソビエト連邦が北極圏に設置した灯台のような遠隔無人装置の電源として用いられる。
燃料電池や蓄電池では賄えないような長い期間に渡って数百ワット以下の電力を必要とする無人の状況であり、太陽電池の設置ができない場合には、RTGが設置されることが多い。
RTGの一般的な使われ方は、宇宙船への電源供給である。
SNAPは、太陽電池の使用できない遠方まで行く探査機に搭載される。
使用された探査機には、パイオニア10号、パイオニア11号、ボイジャー1号、ボイジャー2号、ガリレオ、ユリシーズ、カッシーニ、ニュー・ホライズンズ、マーズ・サイエンス・ラボラトリーがある。
バイキング計画の2機の着陸機やアポロ12号とアポロ17号で月面に残された実験装置等にも用いられた。
アポロ13号の月着陸は中止されたため、そのRTGは、南太平洋のトンガ海溝付近に投棄された[4]。
RTGは、ニンバス、トランジット、LES等の人工衛星にも搭載されている。
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現在このRTG技術を保有しているのは米国、ロシア、中国だけらしい。
最近聞いた話では、この原理を応用して、
もっと安全で長持ちする電池の開発が進められている、とのこと。
それが完成すれば福島原発からジャジャ漏れの放射性物質を燃料にすることも可能で、
汚染の軽減とエネルギー生産という一石二鳥の効能をもたらすことになる。
さらに、そこから派生して放射性物質の代わりに、
太陽光を集光した高効率電池の開発も夢では無く、
その電池を搭載したコードレス家電が発売されれば、
個人宅から企業まで含め、電気事業者への依存は漸減して、
やがては原発も廃れることだろう。
問題は、文明崩壊までに間に合うかどうか、、。
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