専門的な論文をじっくり読んでいる時間がないので正確な翻訳も不可能ながら、
興味深い研究なので簡単にご紹介。
カナダ・オタワ大学の研究者が、
意識的に体外離脱が可能な24歳女性を被験者として、
fMRI(機能磁気共鳴画像:活動中の脳の血流動態をイメージングする装置 )による研究をした。
結論から言うと、
自分の意思で体外離脱している最中に活動している脳の部位は、
左大脳半球の補足運動野、
左脳の側頭回上縁と後上方側頭回、そして小脳。
さらに左脳の中前頭回と上眼窩前頭回にも活動がみられており、
この部位は運動をモニターする部位とのこと。
詳細はFront.Hum.Neurosci 誌
2014年2月10日号 掲載の原著論文
http://journal.frontiersin.org/Journal/10.3389/fnhum.2014.00070/full
をじっくり読んで頂きたい、笑。
日本国内にもfMRI装置(http://ja.wikipedia.org/wiki/FMRI)は幾つかの大学にあるようだが、
疾患研究に使われており、上記のような研究は望めそうもないのが残念だ。
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