本日の照るさん日記(世見)に、
中国人民解放軍瀋陽軍区に不穏な動きありとあった。
いよいよ共産党のコントールが効かなくなり、
人民解放軍の反乱が始まるのかも知れない。
ということで、
2012年8月9日の記事
隣国大分裂http://ameblo.jp/rakuouyotimu/entry-11323359963.html
を再掲して、近未来の激変に備えたい。
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さて、気分を変えて真面目な本のご紹介。
実業之日本社刊
長谷川慶太郎著
「中国大分裂」を読んでみた。
序章:瀋陽軍区のロボットとなった北朝鮮
第1章:中国経済のカゲリと毛沢東思想の復活
第2章:中国共産党の変質に苛立つ人民解放軍
第3章:瀋陽軍区は北京にとって「腫物」的存在
第4章:文民統制が効かなくなってきた人民解放軍
第5章:「平和ボケ」の日本に未来はあるのか
第6章:世界中から見直される日本の底力
文章は平易で読み易く判りやすい。
現在、中国では
毛沢東思想に凝り固まった「中国人民解放軍」vs
改革開放路線の「共産党中央政府」の対立が非常に厳しい局面を迎えているらしい。
中国人民解放軍は中国全土を7つの管区で統括しており、
そのうちの旧満州エリアが瀋陽軍区で、軍全体の最新式機械化軍団の8割(40万人)が駐屯する最大の軍事勢力。
この軍区が北朝鮮をコントロールしており、北朝鮮政府は実質的に瀋陽軍区の傀儡政権になっている。
しかし瀋陽軍区は核兵器を所有していないため、他の軍区や北京政府より優位に立つために北朝鮮を使って原爆を作らせようとしているのが真相という。
瀋陽軍区の意を受けて北朝鮮が第3回目の核実験を実施すれば、
国連による制裁が加えられ中国政府も北朝鮮に対して実力行使せざるをえなくなる。
それを許さない瀋陽軍区は北京政府に対して反乱を起こし、
その攻撃によって共産党政府の統制が緩めば、
他の軍区も次々と反乱を起こして中国が分裂するというのが本書の主旨となっている。
中国動乱の鍵は瀋陽軍区の動向にかかっているようだ。
そして北京政府の意向と無関係に、
人民解放軍は弱い相手に対していつでも攻撃をしかけてくるだろう。
人民解放軍は日本を敵と見なしており、虎視眈々とスキを狙っている。
米国は人民解放軍の動向を注視し、軍管区の反乱・分裂を見越して準備しているようだ。
本書に、瀋陽軍区を統括する将軍達の個人名や軍部の好戦的論説、
そして各軍区反乱のシミュレーションまで記述してあればもっと面白い内容になっただろう。
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再掲終了
中国政府の意向と関係なく、
ますます中国軍は日本への挑発行為をエスカレートさせるだろう。
時代は変わり、目前に脅威が迫っているというのに、
自国防衛をさせないように蠢く国内勢力があることに、
唖然とするばかりだ。
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