この度の災害によって犠牲になられた方々の冥福をお祈り致します。
今なお懸命な救出活動が行われている。
次の台風が来る前に、救出が完了するように願わずにはいられない。

 自然災害によって多数の命が失われるたびに思うのは、
自分の死期を予感できない人々が大多数なのだろう、ということ。

それが何を意味するかは、それぞれ解釈あるだろうけれど、
一寸先は闇、と諦観するのではなく、
少しでも予知能力を働かせて危険回避したいと思わずにはいられない。

人生の終了は突然やって来るかも知れないが、、、。

よって、俗事に埋もれて生きていながら、
少しでもこの世の真理を探究しなければと時々は考える。


そんな気分にぴったりの本が、G.I.グルジェフの3部作。
(グルジェフについてはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/グルジェフ 参照)



他サイトで話題になっていたので、4年前に買って3分の2読んだっきりの、

第1シリーズ「ベルゼバブの孫への話」

g3

「何世紀にもわたって人間の中に根づいてきた、この宇宙に存在するすべてのものに関する信念や見解を、いかなる妥協も許さず、情け容赦なく、読者の思考および感情から駆逐すること。」が目的で書かれた。


第2シリーズ「注目すべき人々との出会い」

実は、このDVDを6,7年ほど前に某有料セミナーで鑑賞したことがあった。
 
 コーカサス方面で行われていた吟遊詩人の大会の場面に始まり、
珍しいシーンと静謐な物語に心奪われ、最後にでてきた神聖舞踏に驚嘆した。

g1

「新たな創造を始めるにあたって必要とされる素材を読者に提供し、それが健全かつ上質のものであることを証明すること。」を目的として書かれた。

 
最近になってこの本を読み始めたが、
語られているグルジェフの前半生の自伝的内容は非常に興味深く面白く、じわじわと感動が湧いてきた。
やはりDVDより原作の方が深く味わえる。
 
グルジェフの神聖舞踏は、おそらくコーカサス地方の山中に存在していた「サルムング教団」で見聞した秘儀を元にしたのだろうと推測する。



第3シリーズ 「生は私が存在して初めて真実となる」

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「現在人間が知覚している架空の世界ではなく、現実に存在している真の世界を、読者がその思考および感情の中で、幻想にとらわれずに真に理解するのを助けること。」を目的としている。

 この本は来月には読めると思っている。

さて、読者諸兄の真理探究の人生において
「注目すべき人々」とは一体だれでしょう?


私にとっては、ジョージ・アダムスキーの体験を伝えた
日本GAP代表の故「久保田八郎」先生
北陸方面に在住している某先生
などが即座に思い浮かぶ。

直接相対して薫陶を受ける、という体験は人生において得がたい宝物と言って良い。
しかし、
真理探究の最終目標は、
他者に頼るのではなく、
自己の内奥に存在する宇宙的英知の発見であるということを強調したい。




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